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空軍士官学校史上初の女子生徒3人組、空軍初の女性飛行大隊長に就任

空軍士官学校史上初の女子生徒3人組、空軍初の女性飛行大隊長に就任

Posted December. 04, 2019 08:35,   

Updated December. 04, 2019 08:35

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史上初めて空軍士官学校に女子生徒として入学し、「女性初の赤いマフラー」というタイトルをつけていたパイロット3人が、今度は韓国空軍初の女子飛行大隊長になった。

3日、空軍によると、第3の訓練飛行団236飛行教育大隊長のピョン・ボラ中領、第5空中機動飛行団261空中給油飛行大隊長のチャン・セジン中領、第16戦闘飛行団202戦闘飛行大隊長のパク・ジヨン中領(以上40=空軍士官学校49期)がその主人公だ。チャン中領は3日就任し、ピョン中領とパク中領も今月中に就任する予定だ。

飛行大隊長は、大隊の作戦と訓練を監督し、後輩パイロットを教育する指揮官だ。空軍作戦司令部は、勤務経験などの個人の能力とリーダーとしての資質を総合審議し、飛行大隊長を選抜する。

3人は皆、1997年に空軍士官学校に入学した初の女子生徒であり、2002年に高等飛行教育課程を修了してから17年ぶりに飛行大隊長になった。ピョン中領は2003年、女性軍人としては初めて戦闘機のパイロットになり、A-37攻撃機を操縦した。2004年、ボラメ空中射撃大会に女性軍としては初参加し、低高度射撃部門で最優秀賞を受賞した。2007年に女性軍人としては初めて飛行教官に選抜された。国産訓練機KT-1が主機種で、総飛行時間は1440時間。ピョン中領は、「領空防衛目標を達成するために、隊員らと一緒に進む飛行大隊長になりたい」と語った。

チャン中領は2002年、女性軍人初の輸送機のパイロットになって、CN-235輸送機を操縦した。総飛行時間は2600時間に達している。2010年、女性軍人初の輸送機の教官パイロットになった。2015年に、ボラメ空中射撃大会空中投下部門で女性軍初の最優秀賞を受賞した。2016年、女性軍人としては初めて飛行隊長に任命された。チャン中領は、「私の行動と結果が将来、後輩たちに与える影響を考えて最善を尽くしたい」と語った。

パク中領は2003年、同期のピョン中領と一緒に女性軍初の戦闘機のパイロットになった。F-5戦闘機を操縦したが、2007年、女性軍人初の戦闘機編隊長に任命された。主機種は国産戦闘機FA-50で、総飛行時間は1800時間。パク中領は、「慎ましく与えられた仕事に最善を尽くし、周りに気を配る大隊長になりたい」と話した。


孫孝珠 hjson@donga.com