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北朝鮮、安倍首相に「本当の弾道ミサイル、近くで見ることに」

北朝鮮、安倍首相に「本当の弾道ミサイル、近くで見ることに」

Posted December. 02, 2019 09:40,   

Updated December. 02, 2019 09:40

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北朝鮮外務省の副局長(日本担当)が、安倍晋三首相を名指しし、「本当の弾道ミサイルが何かを遠からず非常に近くで見ることになるだろう」と警告した。

北朝鮮外務省の副局長は先月30日、朝鮮中央通信を通じて発表した談話で、「安倍は11月初め、われわれの超大型放射砲の試射について弾道ミサイル射撃と言いがかりをつけ、放射砲とミサイルも見分けられない低能児、本当にまれな奇形児と侮辱され、凄惨に恥だけをかいても、相も変わらず大豆と小豆も見分けられない馬鹿のまねを続けている」と非難した。「(弾道ミサイルが近く発射される)その時になって、放射砲弾と弾道ミサイルがどう違うかをよく比べて知っておくことを勧告する」と明らかにした。

北朝鮮の露骨な非難は、米朝対話の膠着状態が1ヵ月近く続いている中、米国に向かって弾道ミサイル挑発を続けるというメッセージを送ったものとみえる。

これと関連して、北朝鮮平安北道鉄山郡東倉里(ピョンアンプクト・チョルサングン・トンチャンリ)の西海(ソヘ)発射場付近で車両や装備などの動きが捉えられたと、「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)が先月30日(現地時間)、報じた。VOAは同日、フランス国立宇宙センター(CNES)とエアバスの人工衛星が先月1日、西海発射場付近を撮影した人工衛星写真を公開した。発射台の後方で5、6個の物体が発見されたが、過去の衛星写真で確認された2、3個の固定された物体のほかに3、4個の移動式の車両および装備と推定される。

米空軍の高高度偵察機U-2Sが先月30日、首都圏および江原道(カンウォンド)、忠清道(チュンチョンド)の上空で作戦を実施したことが1日、伝えられ、北朝鮮の追加挑発が差し迫っているのではないかという観測も流れている。


シン・ナリ記者 イ・ユンテ記者 journari@donga.com · oldsport@donga.com