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「ファーストトラックの衝突」に足を引っ張られたミンシキ法と幼稚園3法

「ファーストトラックの衝突」に足を引っ張られたミンシキ法と幼稚園3法

Posted November. 30, 2019 09:20,   

Updated November. 30, 2019 09:20

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第20代国会の最後の通常国会が、ファーストトラック(迅速処理案件)の法案処理をめぐる与野党の激しい対立の末、最終的に物別れに終わった。29日、国会本会議で処理される予定だった「幼稚園3法」はもとより、非争点法案である「ミンシギ法」(子供の生命安全法案)、「データ3法」などもすべてが「オールストップ」となった。

野党自由韓国党は同日午後、国会本会議で処理される予定だった199件の案件全体について、フィリバスター(無制限討論)を申請した。通常国会が終了する来月10日までフィリバスターを続けて、来月3日以降の本会議に上程される公職選挙法の改正案と高位公職者犯罪捜査処(公捜処)設置法案、検察と警察の捜査権調整法案などのファーストトラック法案の処理を防ぐという。羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)韓国党院内代表は同日、緊急記者会見を開き、「不法にスタートさせたファーストトラック暴挙の列車が、大韓民国を絶望と没落の崖っぷちに追い込んでいる」とフィリバスターの申請理由を明らかにした。

与党共に民主党は、フィリバスターの撤回を要求して本会議に欠席した。同日午後、国会で開かれた韓国党糾弾大会で李海瓚(イ・ヘチャン)民主党代表は、「民生法案を人質に第20代国会全体を植物国会にして、自分たち(韓国党)の利益に反するいかなる法案も可決させないということだ」と批判した。


金志炫 jhk85@donga.com