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GSOMIA終了まで5日、米「韓日の前進が必要」

GSOMIA終了まで5日、米「韓日の前進が必要」

Posted November. 18, 2019 09:24,   

Updated November. 18, 2019 09:24

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韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了が5日後に迫る中、日本が韓国に対する輸出管理の厳格化措置を撤回しない方針を明らかにし、GSOMIA延長に向けた終盤の外交折衝が難関にぶつかっている。17日、韓日国防相会談でも反転の契機は見出せなかった。米国は韓日関係の改善の可能性に触れ、GSOMIA継続の圧力を続けた。

米国務省当局者は15日(現地時間)、23日午前0時に終了するGSOMIAと関連して、「海軍式に例えるなら、長い間下を向いていた(韓日関係の)船首が上を向き始めた」と話した。そして、「両国は関係を再び前進させることができる何か(契機)を得る必要があり、私たちはこのためにできる全てのことをしている」とし、「私は希望を持っている」と付け加えた。

 

しかし、日本政府は輸出管理の厳格化措置の撤回に線を引いた。読売新聞は17日、「(日本)政府は韓国がGSOMIA維持の条件に要求する韓国に対する輸出管理厳格化措置の撤回に応じない方針を15日に最終決定し、米国に伝えた」と報じた。韓国が先に元徴用工問題の解決策を出さなければ輸出管理厳格化措置は撤回できないということだ。

これに対して大統領府関係者は、「GSOMIA延長の可能性を閉じることはできない」としつつも、「韓日間の懸案が解決することを願う。それまでは私たちの原則に反してGSOMIAを延長することはできない」と述べた。

同日、タイ・バンコクで開かれた韓日国防長官会談でも、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官と河野太郎防衛相はGSOMIAをめぐって接点を見出すことができなかった。鄭氏は会談後、GSOMIAについて、「原則的な水準で話し合った」とし、「外交的にうまく解決できるよう努力してほしいと注文した」と述べた。


ムン・ビョンギ記者 ワシントン=イ・ジョンウン特派員 weappon@donga.com · lightee@donga.com