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E-1サッカー選手権で香港と中国が対戦、EAFFは警備対策に苦慮

E-1サッカー選手権で香港と中国が対戦、EAFFは警備対策に苦慮

Posted November. 02, 2019 09:06,   

Updated November. 02, 2019 09:06

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東アジア最大のサッカーイベントである2019東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1サッカー選手権が来月10日、釜山で開幕する。男子は最近政治的に敏感な状況が続いている韓国、日本、中国、香港が参加し、注目が集まっている。女子(韓国、中国、日本、台湾)は北朝鮮が不参加し、代わりに台湾が参加することになった。北朝鮮は先月、平壌(ピョンヤン)で行われた韓国とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を異例の「無観客、中継無し」で行った。

男子は香港と中国(午後4時15分)、韓国と日本(午後7時30分)が来月18日、釜山アシアードメインスタジアムで対戦する。反中デモで流血事態が起きている香港と中G九、史上最悪の関係悪化が続いている韓国と日本が激突するのだ。

大会を主管するEAFFは特に中国対香港戦の治安対策に苦慮している。EAFF側は「チケット販売の段階からそれぞれのサポーターの観客席を引き離して配置している。警備強化対策も別途講じている」と明らかにした。香港ファンが政治スローガンを叫んだりピケットを使ってデモを行う可能性もある。日本の輸出規制と韓国の反日運動、東京五輪の旭日旗問題などで国民感情が悪化している韓日関係を考慮すれば、韓日戦で政治スローガンが登場する可能性も排除できない。

最近、サッカーでは政治の影響を受ける事態が相次いで発生している。先月12日、トルコのイスタンブルで開催されたトルコ対アルバニアの2020欧州選手権(ユーロ)のグループリーグもそうだった。トルコ選手がゴールを決めて挙手敬礼のパフォーマンスをした。その後、トルコ軍のクルド族に対する軍事行動への支持を意味すると批判する声が高まると、欧州サッカー連盟(UEFA)は調査着手の方針を発表した。


李沅柱 takeoff@donga.com