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チョン・チャンソンとオルテガ「勝者は俺」、UFCファイトナイト釜山・会見で応酬

チョン・チャンソンとオルテガ「勝者は俺」、UFCファイトナイト釜山・会見で応酬

Posted October. 18, 2019 15:01,   

Updated October. 18, 2019 15:01

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「今シーズン最高の試合を見せてあげる。勝者は俺だ」

12月21日に開催される「UFCファイトナイト釜山(プサン)」を控えて、17日、ソウル西大門ク(ソデムング)のグランドホテルで開かれた「コリアンゾンビ」チョン・チャンソン(32=フェザー級、世界ランキング6位)とブライアン・オルテガ(28=同2位、米国)の記者会見が行われた。この対決の勝者はフェザー級王者マックス・ホロウェイ(28=米)と対戦できる資格が与えられ、会見では激しい神経戦が繰り広げられた。

チョン・チャンソンがオルテガについて「試合を早く終えるスタイル」と分析した上で「今回の試合も早く終わりそうだ。どっちみち勝者は俺だ」と言うと、オルテガも「俺も一緒だ」と返した。UFC選手の中でも洗練された柔術を使うと評価されるオルテガが、チョン・チャンソンについて「柔術よりは立ち技の強い選手」とコメントすると、チョン・チャンソンは「僕に対する分析が間違っている。スタンディグより柔術といったグラップリングの方が強い」と返した。するとオルテガは「俺より強いグラップラーか」と反問すると「早くぶつかろうじゃないか」と応酬した。

フェザー級の上位にランクされた両選手のビッグマッチは、今年7月、チョン・チャンソンがソーシャルメディア(SNS)で対戦を呼びかけて実現した。返信をしないオルテガに向かって、チョン・チャンソンが「俺が怖いのか」と挑発したこともある。その二人が顔を合わせる会見だけに険しい雰囲気になると予想されたが、チョン・チャンソンが「早く試合をしたくて、もともとの自分の性格ではないけど、オルテガに挑発もした。気分を悪くしたなら謝る」と言い、会見の雰囲気は和やかになった。前日韓国入りしファンサイン会などを行ったオルテガも「韓国のファンは本当に情があってとても嬉しい。言語の問題以外に壁と感じられるものはなかった」と言い、警戒感を消した様子だった。

2011年のUFCデビュー以来初めて韓国での大会に参加するチョン・チャンソンは、「早く戦いたい」と胸躍る様子だった。その上で「(海外での試合だけだったので)韓国人たちがいる今の状況に違和感も感じるけど、物凄く気持ちい」と笑顔で語った。

一方、12月の釜山大会にはチェ・ドゥホ(28=フェザー級、写真)の出場も確定した。この日、ケビン・チャンUFCアジア太平洋地域総括責任者は「チェ・ドゥホがシャルル・ジョルダン(24=カナダ)と対戦する」と発表した。


金培中 wanted@donga.com