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ドジャース、カーショーのまさかの継投失敗で地区シリーズ敗退

ドジャース、カーショーのまさかの継投失敗で地区シリーズ敗退

Posted October. 11, 2019 09:28,   

Updated October. 11, 2019 09:28

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エース、クレイトン・カーショーがロサンゼルス・ドジャースのポストシーズンを台無しにした。

10日、ロサンゼルスのドジャーススタジアムで行われたワシントン・ナショナルズとのナショナルリーグ・地区シリーズ第5戦。

7回2死まで3-1でリードすると、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はカーショーを救援マウンドに送った。是が非でも勝たなければならないロバーツ監督は、試合前からチームのシンボルでもあるカーショーをブルペンに待機させると公言した。カーショーは3球で三振を打ち取り、期待に応えた。

だが8回表の3球は違った。2球目で先頭アンソニー・レンドンに本塁打を浴びたカーショーは、続いて登場したフアン・ソトに2者連続の本塁打を打たれた同点を許した。ソトがファストボールをすくい上げると本塁打を直観したかのように、カーショーはうなだれた。エースの救援失敗に盛り上がっていたドジャースファンは一瞬に静まり返った。カーショーの継投失敗だった。結局10回表に無死満塁で打席に入ったドジャース出身のハウィー・ケンドリックが中越えの大型本塁打を放つと、失望したホーム観衆は帰り始めた。ドジャースの3-7の逆転負け。カーショーの継投失敗でナ・リーグ1位のドジャースは4年ぶりにリーグ優勝決定シリーズへの道が断たれた。

試合序盤の流れはドジャースに有利に展開された。第2戦の勝利をけん引し、中4日で先発登板したワシントンの先発、スティーブン・ストラスバーグのボールはパワーや動きが第2戦に比べて衰えていた。1回裏にドジャースの先頭ジョク・ピーダーソンにビデオ判定の末に二塁打と判定された大型打球を許したストラスバーグは、次の打者マックス・マンシーに2点本塁打を浴びた。2回裏にもキケ・エルアンデスに再び1点本塁打を浴びるなど不安な姿を見せた。反面、第1戦を勝利に導き、中5日で登板したドジャースのウォーカー・ビュラーはポストシーズンの男と呼ばれるに相応しい投球をした。7回2死までマウンドを守ったビュラーは、三振を7個も奪いながらワシントン打線を1点に封じ込めた。


金培中 wanted@donga.com