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検察は曺国捜査に拍車をかけ、政界は捜査を揺さぶろうとするな

検察は曺国捜査に拍車をかけ、政界は捜査を揺さぶろうとするな

Posted October. 07, 2019 08:49,   

Updated October. 07, 2019 08:49

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検察は3日に続いて曺国(チョ・グク)法務部長菅の妻、チョン・ギョンシム東洋大学教授を検察庁に非公開で呼んで取り調べた。チョン氏が検察の取り調べを受けた日は、検察庁周辺で検察改革を要求する大規模のロウソク集会が開かれた。チョン氏に対する検察の捜査を取り調べを契機に、曺長官一家に対する捜査は大詰めを迎えているように見える。チョン氏捜査が一段落すれば、検察捜査の矛先は曺長官に向けられる可能性が高い。

このように検察の捜査がピッチを挙げている中、政権与党は検察改革を強く主張しながら尹錫悦(ユン・ソクヨル)の検察に対する圧力を強めている。柳時敏(ユ・シミン)盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団理事長はじめ与党寄りの著名人たちは、「尹錫悦の乱」「検察のクーデター」などと激しく批判している。一部の文在寅(ムン・ジェイン)大統領支持派は、曺長官の自宅に対する家宅捜索に投入された検察官3人のうち唯一女性だった検察官の写真や配偶者の個人情報まで洗い出し、人身攻撃をする「サイバーテロ」まで行っている。一方で野党は、検察がチョン氏を緊急逮捕しないことについて「忖度」捜査の疑惑を提起している。

検察改革は、人権保護のために強大な検察の権力が乱用される可能性を防ぐことを目標としているが、政治権力から検察の中立性を確保することも重要な課題だ。曺長官一家を捜査する検察に対する政治からの圧力で捜査がまともに行われなくなれば、政権与党が強く進めている検察改革の本質は損なわれかねない。

検察改革と曺長官に対する捜査は、全く別問題だ。曺長官が継続して粘っているのは検察改革にも妨げとなる。被疑者の人権を配慮する方向で検察の古い捜査慣行を変えるのは望ましいことだが、その最初の恩恵者が曺長官の妻となっていることには多くの国民が違和感を覚えている。文在寅政権の検察改革が、結局は味方や実力者の長官を庇っているという批判を受ける余地を提供しているのだ。政界は、これ以上検察の捜査に揺さぶりをかけようとしないで、捜査が終わるまで冷静に見守った後、その結果を見て厳しく評価すれば良い。