Go to contents

自民党幹事長「韓国に譲歩できることは譲歩を」

自民党幹事長「韓国に譲歩できることは譲歩を」

Posted September. 30, 2019 08:41,   

Updated September. 30, 2019 08:41

한국어

与党自民党のナンバー2の二階俊博幹事長は、悪化した韓日関係と関連して、「円満な外交が展開できるよう、韓国の努力も必要だが、まず日本が手を差し伸べ、譲歩できることは譲歩すべきだ」と述べたと、読売新聞が28日付で報じた。

同紙によると、二階氏は27日、衛星放送BSテレ東の番組収録でこのように話し、「我々は大人になり、韓国の言い分も聞く度量がないと駄目だ」と強調した。

安倍晋三政権の核心人物である二階氏が「韓国に対する譲歩」に言及したのは異例のこと。二階氏は代表的な知韓派とされるが、7月末、輸出規制強化の猶予を求めて訪日した韓国国会議員団の面談要請を拒否するなど、安倍政権の対韓強硬基調に訪朝を合わせた。東京のある外交筋は、「韓日関係に肯定的なメッセージとみえるが、安倍政権の方向転換の信号と見るには早い」と慎重な考えを示した。

米国務省当局者は26日(現地時間)、韓日の対立を解消するための米国の役割と関連して、「目に見えないからといって無関心なわけではない」とし、米国が水面下で役割を果たしていることを強調した。その一方で、「韓国と日本が早くこの問題を解決しなければならない」とし、自ら解決策を見出すべきという既存の立場を繰り返した。

国務省が27日に配布した資料によると、同当局者は26日、ニューヨークで行われた国連総会でのインド太平洋懸案関連の記者会見で、韓日対立に関する米国の役割に関する質問を受け、「目に見える活動がないという理由で、私たちがこの問題に神経を使わなかったり、傍観しているという主張があるが、全く事実ではない」と反論した。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com