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韓国で唯一の競馬・国際大会「コリアカップ」が8日開幕

韓国で唯一の競馬・国際大会「コリアカップ」が8日開幕

Posted September. 05, 2019 07:35,   

Updated September. 05, 2019 07:35

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今年で4回目を迎える韓国国内唯一の国際競馬大会「コリアカップ」と「コリアスプリント」が8日、ソウル競馬公園で開かれる。

コリアカップは長距離(1800メートル)、コリアスプリントは短距離(1200メートル)の最強馬を決める。昨年までの賞金総額は、コリアカップが10億ウォン、コリアスプリントは7億ウォンだったが、今年からコリアスプリントの賞金総額も10億ウォンに引き上げられた。優勝賞金は各5億7000万ウォンとなっている。国内最高の20億ウォンの賞金がかかっているだけに、どんな馬でも出場できるわけではない。韓国馬事会は、「国際レース出場馬選定委員会」を通じて、レースに出る馬を厳選している。

今大会には、韓国、米国、英国、フランス、香港の5カ国が参加する。目立つのは、コリアカップで3年連続優勝、コリアスプリントで最近2年連続優勝した日本が欠場していることだ。日本は地理的に近いという利点を積極的に活用して、元年から優秀な馬を大量に出場させて賞金を独占したが、最近悪化している韓日関係を勘案して、今回は招待対象から除外した。主催国韓国としては初めて優勝まで狙えるチャンスといえる。

出場競走馬の能力は、「国際レーティング」で推測できる。これは0〜140の数字で表示され、数値が大きいほど強い馬だ。8月末現在、世界ランキング1位の競走馬の国際レーティングが127である中、今大会では、コリアカップに出る米国の「ロンセーラー」が112で最も高い。韓国の対抗馬には「ドルコン」が挙げられる。国際レーティング108のドルコンは、今年3月、世界最高賞金総額(130億ウォン)がかかった「ドバイワールドカップ」で、韓国競争馬としては初めて決勝まで進み、突風を巻き起こした。金洛淳(キム・ナクスン)韓国馬事会会長は、「コリアカップ、コリアスプリントは、海外出場馬のレベル、賞金規模などで世界的にも遜色のない大会だ。韓国の「国家代表の馬」が善戦できるように応援をお願いする」と語った。

馬事会は、今大会の実況を米国、英国、豪州など10カ国に送出する計画だ。


李承鍵 why@donga.com