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韓国系のノ・イェリム、LPGAポークランド・クラシックで2位

韓国系のノ・イェリム、LPGAポークランド・クラシックで2位

Posted September. 03, 2019 08:55,   

Updated September. 03, 2019 08:55

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韓国系のノ・イェリム(18=米国)が「月曜日に予選通過した歴代3度目の優勝」という珍記録を惜しくも逃した。2日、米国オレゴン州ポートランドにあるコロンビア・エッジウォーターCC(パー72)で行われた米女子ツアー(LPGA)のキャンビア・ポートランドクラシック(賞金総額130万ドル=約16億ウォン)の最終日。

3打差の単独首位からスタートしたノ・イェリムは1アンダー71と低迷した。この日スコアを5つ伸ばし通算21アンダー267を記録した今季のKPMG女子PGA選手権覇者、ハンナ・グリーン(23=豪州)に1打差で逆転負けを喫した。

18番(パー4)のボギーが手痛かった。ノ・イェリムのティーショットがフェアウェイのバンカーに落ち、2打目はグリーンを超えて観客席前に落ちた。罰打なしにドロップした後の3打目がカップを通り過ぎて5メートルのパーパットを外したのに対し、共同首位だったグリーンはパーに成功した。

これで2009年のステート・ファームクラシックでのローレル・キーン(米)と2015年のポートランドクラシックのブルック・ヘンダーソン(カナダ)に次いで月曜予選会を通過して優勝した歴代3人目の選手の誕生はならなかった。7月のソーンベリ・ークリークLPGAクラシックでは6位タイだったノ・イェリムは、今年プロに転向したが、まだLPGAツアーの正会員ではないため、今大会は月曜予選会を経て出場権を獲得した。

飛ばし屋のノ・イェリム(174センチ)は先週の女子ジュニアPGA選手権、全米女子ジュニア選手権、カナダ女子アマチュア選手権の優勝などジュニア舞台を制した有望株だ。2001年にカリフォルニア州で生まれたノ・イェリムは、発音しやすい「イェリミ・ノ(Yealimi Noh)」の選手名を登録した。ノ・イェリムは、「今年、いくつもの大会を経験しながらLPGAツアーに適応した。クオリファイングスクールを通じて来年は必ずLPGAツアーでプレーしたいし、優勝してみたい」と意欲を示した。

今季のLPGAツアー日程を終えたノ・イェリムは、10月3日に開幕する韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアー・ハナ金融グループ選手権(賞金総額15億ウォン)に招待選手として参戦する予定だ。

一方、「ホット6」イ・ジョンウンと2009年大会の覇者ホ・ミジョン、キム・セヨンは9位タイ(12アンダー)、世界ランキング1位のコ・ジンヨンは朴城炫(パク・ソンヒョン)、ヤン・ヒヨンらと20位タイ(10アンダー)で大会を終えた。


アン・ヨンシク専門記者 ysahn@donga.com