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柳賢振が2戦連続で7失点、防御率1点台回復は困難との見方も

柳賢振が2戦連続で7失点、防御率1点台回復は困難との見方も

Posted August. 31, 2019 07:49,   

Updated August. 31, 2019 07:49

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今月初めまで最高に位置にいた柳賢振(32=ロサンゼルス・ドジャース)にメジャーリーグデビュー以来の絶不調に見舞われた。3戦連続で4失点以上を記録し、経験したことのないスランプに陥った。

柳賢振は30日、アリゾナの敵地フェニックス・チェイス・フィールドで行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板し、4回3分の2を投げ、10被安打、1四球、7失点で崩れた。12日のアリゾナ戦で7回無失点で勝利し1.45まで下げた防御率は3戦ぶりに2.35まで跳ね上がった。シーズン5敗目(12勝)を喫した柳賢振の8月に登板した4試合の防御率は7.48だった。

3回までは無失点で粘ったが、4回に連打を浴びて4失点した。5回にも5者連続安打を許して3失点し、二死1、3塁の場面で降板した。

柳賢振が3戦連続で4点以上を許したのはメジャーリーグデビュー以来初めて。2戦連続の7失点もこれまでに経験したことがない。防御率は、まだメジャーリーグ1位を維持しているが、2位マイク・ソロカ(アトランタ・ブレーブス=2.44)との差が縮まり、1位を守り切れるは微妙だ。もはや2点台の防御率を回復するのは困難との見方も出ている。

ポストシーズンが迫っている時点で訪れた不振であることは手痛い。Mlb.comは、「ドジャースがナショナルリーグ西地区で圧倒的な1位を走っているものの、柳賢振が回復しなければポストシーズンに出場する先発陣にめ大きなダメージになり可能性がある」と指摘した。

地元メディアでは、不振の原因として体力の低下を指摘する見方も報じられている。ロサンゼルス・タイムズは、「柳賢振本人は否定しているが、デーブ・ロバーツ監督は彼の登板間隔をあけたり、9月の登板回数を減らす計画だ」と伝えた。今季の柳賢振は157回3分の1を投げている。これはメジャーリーグデビューした2013年(192回)以来の最多イニングだ。2015年に肩の手術を受けて復帰した後、事実上初のフルタイムシーズンだ。

しかし、柳賢振自身は体力の問題ではなく、試合運営に問題があったと話している。柳賢振は「相手打者の攻め方が変わってきた。自分もそれぞれの打者に応じて攻め方を変えなければならない思っている。最近は、一つの方向だけで投げてきたが、これからはこれを変えて、打者を揺さぶらなければならない」と話した。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com