Go to contents

韓国系牧師がボリビアの10月の大統領選挙に出馬

韓国系牧師がボリビアの10月の大統領選挙に出馬

Posted August. 30, 2019 09:56,   

Updated August. 30, 2019 09:56

한국어

韓国系牧師のチョン・チヒョン氏(49)が10月、ボリビア大統領選挙に野党キリスト教民主党(PDC)の候補として出馬すると、28日(現地時間)、ボリビア日刊紙ララソンなどが報じた。韓国系候補が海外大統領選挙に挑戦するのは今回が初めてだ。

ララソンによると、PDCは最近、内部会議を経て、チョン氏を党大統領選候補に決定しており、29日にこれを公式発表した。チョン氏は候補登録のための書類を提出し、大統領選候補に確定された。

韓国で生まれたチョン氏は、宣教師の両親と一緒に12歳の時にボリビアに渡った。以後、大学で医学を専攻後、外科医と牧師として活動した。1999年、ボリビアに帰化した氏は、現在、イエス教長老会国際連合総会長を務めている。

チョン氏はBBCとのインタビューで、「13年間続いてきた現政権は、ボリビアを共産主義独裁体制、北朝鮮のようにしようとしており、出るしかなかった」と出馬の理由を明らかにした。彼は、「韓国を経済大国にした協働・勤勉・自立の精神に基づいて、キャンペーンを行う計画だ。ボリビアの豊富な地下資源とセマウル精神が結合すれば、早期に先進国入りできるだろう」と抱負を明らかにした。

ボリビア大統領選挙は10月20日に行われ、モラレス現大統領は4回目の当選に挑戦している。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com