三星ＳＤＩのパク・シンチョル氏、品質資格証９個で「世界最多」

米国品質協会（ＡＳＱ）の品質資格証を世界で最も多く保有している専門家が韓国から出た。三星（サムスン）ＳＤＩ品質保証室のパク・シンチョル・プロ（５１・写真）がその主人公だ。

２５日、三星ＳＤＩ側は、「パクプロが米品質協会が主管するマスターブラックベルト（ＣＭＢＢ）の資格試験に合格した」とし、「ＣＭＢＢは、世界で１００人余りのみ持っている最高レベルの『革新専門家資格だ』」と明らかにした。ＡＳＱは、１９４６年に米国防衛産業の品質向上のために創設された非営利団体で、政府機関や企業に教育・サービス・公共・医療・製造分野の経営革新技法、成功事例などを提供する。

パクプロは２０１７年、ＡＳＱ国際品質技士（ＣＱＥ）と国際品質審査員（ＣＱＡ）の資格をはじめ、国際信頼性技士（ＣＲＥ）と国際ソフトウェア品質技士（ＣＳＱＥ）の資格まで相次いで取得した。現在保有している資格証だけで９個もある。７個、８個の資格証を保有している人も、全世界でそれぞれ１４人と１３人に過ぎないほど、ＡＳＱ資格は取得が難しいことで知られている。

パクプロは、「会社が品質管理に集中して、品質大学という教育インフラを構築し、ここで講師として参加したことで勉強する機会を得ることができた」とし、「資格と能力に基づいて、今後も三星ＳＤＩ内で私を越える多くの品質人材を養成できるように努力したい」と話した。


徐東一 dong@donga.com