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北朝鮮宣伝メディアが韓米合同軍事演習を批判、「板門店宣言以前に戻りかも」

北朝鮮宣伝メディアが韓米合同軍事演習を批判、「板門店宣言以前に戻りかも」

Posted August. 09, 2019 09:49,   

Updated August. 09, 2019 09:49

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北朝鮮が、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の「平壌(ピョンヤン)発警告」を無視する場合、4月27日の板門店(パンムンジョム)宣言以前に戻る可能性があると警告した。

北朝鮮宣伝メディア「メアリ」は8日、「不信と敵対の溝をさらに深める背信行為」という文で、「南朝鮮軍の好戦勢力は、先日武力示威の一環として行った新型戦術誘導兵器の威力示威射撃の意味とそれによる『平壌発警告』の深刻性を再度肝に銘じなければならない」とし、「警告を無視して自滅行為を続ければ、南北関係が板門店宣言の発表以前に戻る破局的な結果になる可能性もある」と強調した。宣伝メディア「我が民族どうし」も同日、韓米合同軍事演習を非難し、「火を楽しむ者は火で焼け死に、挑発者には凄惨な死しかない。好戦勢力が戦争の引き金を引こうとするなら、必要な時に全てを無力化し、屑鉄の山にするという我々の軍事的対応意志は確かだ」と警告した。

これに先立ち、金氏は先月25日、新型短距離弾道ミサイル(SRBM)の発射を現地指導し、「(南朝鮮当局者が)一日も早く昨年4月と9月(南北首脳会談)のような正しい立場に戻ることを望む」と強調した。北朝鮮メディアはこれを「平壌発警告」と報じた。


黃仁贊 hic@donga.com