Go to contents

「スマートフォン人類」 60代の普及率も80%を超えた

「スマートフォン人類」 60代の普及率も80%を超えた

Posted August. 06, 2019 09:55,   

Updated August. 06, 2019 09:55

한국어

韓国国民10人中9人がスマートフォンを持っていることが分かった。特に60代のスマートフォン保有率が80%を超えて、高齢者にも今やスマートフォンの使用は普遍的な現象となった。

5日、情報通信政策研究院のチョン・ヨンチャン・データサイエンスグループ長が作成した報告書によると、全国の13歳以上7234人を調査した結果、スマートフォンの保有率は、2013年の68.8%から昨年は89.4%へと伸びた。

全年齢層の中では、特に高齢者の保有率増加が目立った。同期間、△50代の保有率は51.3%から95.5%に、△60代の保有率は19.0%から80.3%に、△70代以上の保有率は3.6%から37.8%に伸びた。10~40代の保有の増加は10%前後だったが、すべて昨年基準で97%を超えた。

スマートフォンの保有率が高くなっただけに、テレビの利用時間は減少した。一日平均テレビ視聴時間は、2013年の3時間14分から昨年は2時間47分へと27分減少した。年齢別では10代が41分、20代が1時間4分、30代が42分減って、減少が大きかった。

音声通話を除くスマートフォンの利用時間は、2013年の1時間32分から昨年は1時間36分へと小幅増加した。20代と30代の場合は、それぞれ32分と38分が増えたことが分かった。10代と20代は動画再生とテレビ番組の視聴など、映像コンテンツ利用で、他の年齢層より利用率が高く、40代以上は映像コンテンツの利用率に比べて記事の検索利用率が著しく高かった。

報告書は、「スマートフォンの保有率と利用量においては世代間の格差が縮まっているが、若年層は映像コンテンツを、高齢層は文字コンテンツを好むことが分かり、「スマートフォン族」の世代別進化速度と方向性の違いは明確に区別されている」と分析した。


郭道英 now@donga.com