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国防部、「北の潜水艦、SLBM3機搭載可能」

国防部、「北の潜水艦、SLBM3機搭載可能」

Posted August. 01, 2019 09:34,   

Updated August. 01, 2019 09:34

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国防部は、北朝鮮が最近公開した潜水艦と関連して、「潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を拡充した新型潜水艦にSLBMを3機搭載することが可能だと分析している」と明らかにした。

野党「正しい未来党」所属の李恵薫(イ・ヘフン)国会情報委員長は31日、国防部国防情報本部の報告を受けた後、記者会見でこのように明らかにした。国防部は、「北朝鮮が3千トン級と明示してはいないが、それに準ずると見られることから、SLBM 3機ほど搭載可能と見ている。潜水艦は現在、進水の前段階で、近く海上に進水し公開されるだろう」と報告したと、李氏は伝えた。

国防部はさらに、「新型潜水艦の直径が7メートルほどで、長さはおよそ70~80メートル」とし、「2千トン級のコレ級潜水艦よりは少し大きいが、3千トン級には及ばない」と説明した。

国防部は、新型潜水艦は「旧型のロメオ級潜水艦を改造した可能性がある」と見ているという。李氏は、「潜水艦の外観は大変粗悪で、劣悪な溶接状態がうかがわれた」とし、「軍は、この潜水艦は新しく製造されたものではなく、旧型のロメオ級潜水艦を改造したと疑っているようだ」と伝えた。また、北朝鮮が主張するステルス機搭載が可能かどうかについては、「事実ではないと判断される」とし、「レーダー波を反射しない塗料を吹き付けておけば、レーダーで捉えられないステルス機能を備えるが、今回は特殊塗料は塗布されていなかった」と伝えた。

さらに国防部は、5月4日に北朝鮮が発射した短距離ミサイルについては、「当時、軍は1発と発表したが、北朝鮮が公開した写真を分析した結果、2発と分かった」と訂正した。そして、「1発目は低高度で発射され、レーダーに捉えられなかった可能性があり、不発の可能性もある」と明らかにした。

中国とロシアが韓国防空識別圏(KADIZ)に無断進入した狙いについて、国防部は、「米国のインド太平洋戦略を牽制する目的が大きい」と分析した。また、「韓米の主要兵器の配備と侵入に対応する戦闘機などを把握し、韓半島の軍事情報を収集して韓国防空識別圏を無力化する狙いもある」との考えを示した。


崔고야 best@donga.com