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軍「ホルムズ海峡派遣」の法的検討に着手

軍「ホルムズ海峡派遣」の法的検討に着手

Posted July. 26, 2019 10:19,   

Updated July. 26, 2019 10:19

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軍当局が、ホルムズ海峡への韓国海軍の派遣が可能なのか法的検討に着手した。米国のボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が24日、大統領府を訪れ、韓国政府とホルムズ海峡での協力について協議することで意見が一致した中、軍当局の法的検討まで伝えられ、派遣が迫っているという説が濃厚になるムードだ。

政府筋は25日、「派遣が決定されたわけではない」としつつも、「これと別に派遣が可能か法的検討を進めていることは合っている」と伝えた。

特に軍当局は、別途に部隊を編成して派遣するのではなく、ソマリアのアデン湾海域で作戦中の清海(チョンヘ)部隊を派遣することを検討しているという。別の部隊を派遣するには、国会の派遣同意を得なければならず、手続きが複雑になって時間がかかるため、すでに派遣同意を受けてアデン湾海域で作戦中の清海部隊の任務を追加し、作戦区域を拡大することが現実的だと考えている。与党「共に民主党」所属の安圭伯(アン・ギュベク)国会国防委員長も同日、ラジオ番組に出演し、「清海部隊が(ホルムズ海峡の)近くにいて、国会に派遣同意案を出さなくても可能だと判断する」とし、派遣の実現を示唆した。


孫孝珠 hjson@donga.com