Go to contents

ボルドー移籍の黄義助、「1シーズン目に二桁得点を挙げたい」と出国前に抱負語る

ボルドー移籍の黄義助、「1シーズン目に二桁得点を挙げたい」と出国前に抱負語る

Posted July. 19, 2019 10:26,   

Updated July. 19, 2019 10:26

한국어

「新天地に素早く適応して二桁得点を挙げたい」

フランスのプロサッカーリーグ、リーグ1のボルドーへの移籍が決まった黄義助(ウァン・ウィジョ=27)は堂々と抱負を語った。最近ボルドーと4年契約を結び、欧州リーグ進出が決まった黄義助は18日、ボルドーのプレシーズンのキャンプを実施している米国ワシントンに向けて出国した。

黄義助(国際Aマッチ27試合8得点)は韓国代表「ベント号」の看板ストライカーだ。昨季に所属するガンバ大阪(日本)では16得点を記録し、日本Jリーグの得点ランキング3位となり、抜群の得点力を発揮した。昨年のジャカルタ・パレンバン・アジア大会の金メダルで兵役免除の恩恵を受けた黄義助は、これまで中東や中国、米国などのクラブからラブコールを受けて来た。黄義助の代理人は、「アラブ首長国連邦(UAE)やカタールのクラブが年俸400万ドル(約47億ウォン)をオファーした例もある。だが、黄義助は欧州進出への夢が大きかったので、中東行きを選ばなかった」と話した。

黄義助はボルドーで年俸180万ユーロ(約24億ウォン)を受け取るという。黄義助は、「チャレンジャーとしてサッカーをしたし。(欧州には)良いクラブと選手が多い。彼らとぶつかりながら多くのことを学びたい」と語った。

昨季にリーグ14位だったボルドーは、攻撃陣が振るわずチーム得点は34得点に過ぎなかった。ハン・ジュンヒKBS解説委員は、「攻撃力の回復が急がれるボルドーなので、新しく獲得した選手がチームに適応するまで長く待ってくれないだろう。黄義助は出場機会が訪れた時、持ち前のシュート能力などを活かして100%のパフォーマンスをみせなければならない」と話した。

この日出国するため仁川(インチョン)国際空港に到着した黄義助は、パウロ・ベント韓国代表監督にも会った。ベント監督は前日にマレーシアで行われた2022カタール・ワールドカップのアジア地域2次予選組合せ抽選式に参加して帰るところだった。黄義助は、「ベント監督から、頑張ってやりなさいと励まされた」と話した。

黄義助が今後ボルドーでの活躍をもとにイングランド・プレミアリーグなどの名門クラブに進出できるかにも注目が集まる。黄義助は「当たり前だが、もっと大きな舞台を夢見ているけど、今はフランスで実力を認めてもらうのが先決だ。フランスリーグで最高の活躍をして見せたい」と語った。


鄭允喆 trigger@donga.com