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最高値更新の米と低迷続く韓国、あまりにも違う両国の証券市場

最高値更新の米と低迷続く韓国、あまりにも違う両国の証券市場

Posted July. 15, 2019 07:37,   

Updated July. 15, 2019 07:37

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米国証券市場の3大指数が軒並み史上最高値を更新した。基準金利が引き下げられるだろうという期待と共に、米経済に対する楽観論が維持されたことで、グローバル投資資金が引き続き流入しているからだ。

これとは対照的に、韓国証券市場は低迷から抜け出せずにいる。14日、ブルームバーグによると、韓国証券市場は今年に入って約2%の上昇にとどまり、主要20カ国(G20)の証券市場の中で最も低い上昇率を見せた。輸出低迷で成長率の予測と企業業績が悪化しているうえ、日本の経済報復という悪材料までが重なり、反発の糸口を見出せずにいる。

12日(現地時間)、米ダウ指数は前日より0.90%高の27332.03で取引を終えた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は0.46%高の3013.77で取引を終えて、終値基準では史上初めて3000ポイントを突破した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も0.59%上昇した。

米証券市場は、連邦準備制度(FRB)が金利引き下げに踏み切れば、流動性が拡大されるだろうという期待で上昇している。また、中国との貿易紛争にもかかわらず、経済ファンダメンタルズが比較的頑丈だという評価を受けている。米国の成長率は、昨年(韓国2.7%、米国2.9%)に続いて今年も韓国より高いと予想される。


李建赫 gun@donga.com