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世界の自動車販売台数が9カ月連続で減少

世界の自動車販売台数が9カ月連続で減少

Posted July. 01, 2019 08:41,   

Updated July. 01, 2019 08:41

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世界的な景気低迷と米中貿易摩擦などの影響で、経済主体の消費心理が萎縮する中、世界の自動車需要も減少が続いている。

30日、韓国自動車産業協会によると、年明けから5月まで、世界主要地域の自動車販売台数は、前年同月比6.7%減少したことが分かった。新興市場での不振が目立っている中、米国と欧州なども販売が減っており、昨年9月以来9カ月連続の販売台数が後退たのだ。

新興市場を代表する中国は今年に入って、乗用車の累積販売台数が前年同期比15.2%墜落した。中国政府の消費刺激政策と主要企業の新車マーケティングなどにもかかわらず、米中貿易摩擦が長期化し、消費心理が萎縮して市場規模も縮小している。

米市場の自動車販売は、同期間マイナス2.4%を示した。経済成長の減速に加えて、3月以降の主な企業の販売インセンティブが縮小したのがその背景となっている。

欧州も乗用車販売が2.0%減少した。英国が欧州連合(EU)とは何の合意なしに離脱する、いわゆる「ノーディールブレグジット」の懸念が欧州主要国に広がっているためだという分析が出ている。新興市場の中では、インドの乗用車販売も6.9%減少した。


金道炯 dodo@donga.com