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激しいディズニー突風…「アラジン」―「トイ・ストーリー4」が先頭を競う

激しいディズニー突風…「アラジン」―「トイ・ストーリー4」が先頭を競う

Posted July. 01, 2019 08:42,   

Updated July. 01, 2019 08:42

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夏のシーズンを控えた韓国国内劇場街に、ディズニーの突風が勢いを増している。ボックスオフィスは、「アラジン」と「トイ・ストーリー4」が首位を巡って戦いを繰り広げている。

先月24日から首位を守っている「アラジン」は最近、観客数が800万人を突破した。5月23日に公開後、ボックスオフィスの逆走行だけで5回にのぼる。「パラサイト」が公開された直後2位に後退した「アラジン」は底力を発揮して、先月20日に公開された「トイ・ストーリー4」と、1、2位の座をやり取りしている。「トイ・ストーリー4」も観客数が200万人を突破して、興行の勢いを続けた。

二つの映画共に、原作への愛情の厚いファンの支持が大きかった。「アラジン」はファンタジー的要素が多く、実写映画への懸念が多かったが、1992年の原作のアニメーションをコンピュータグラフィックス(CG)を活用して現代的なスタイルで再解釈したと好評。特に4DX館のシング・アロング (一緒に歌を歌いながら映画鑑賞)の上映も観客数が60万人を目前に控えている。

「トイ・ストーリー3」(2010年)以来、9年ぶりに帰ってきた「トイ・ストーリー4」は、前作の童話的感性を維持しながらも、ドレスを脱いで猪突的な火消し役として乗り出した人形ボーピープを前面に出して、変わった時代をよく反映した。ディズニーの興行ブームは、1994年のアニメーションを実写映画で作った「ライオンキング」(17日公開)まで続くだろうという見方が大きい。


申圭鎭 newjin@donga.com