Go to contents

大統領府付近の長期間放置された不法テント、鍾路区が強制撤去

大統領府付近の長期間放置された不法テント、鍾路区が強制撤去

Posted July. 01, 2019 08:43,   

Updated July. 01, 2019 08:43

한국어

ソウル鍾路区(チョンロク)の大統領府付近に設置された不法テントが強制撤去された。

鍾路区は30日、「大統領府前の噴水台付近の歩道に不法に設置されていた9つのテントを6月29日午前9時から11時までに行政代執行手続きにより強制撤去した」と明らかにした。ここには、全国公務員労働組合(全公労)と全国教職員労働組合(全教組)解雇者復職闘争委、李石基(イ・ソクキ)元統合進歩党議員の釈放を求める団体のテントが設置されていた。鍾路区は行政代執行に先立ち、6月29日午前8時までにテントを自主的に撤去するよう戒告状をこれらの団体に送ったが、自主的には撤去されなかった。東亜(トンア)日報は先月27日、ソウル市内のあちこちに不法テントが長期間設置されているにもかかわらず、地方自治体が取り締まりに手をこまねいていると報じた。

不法テントの強制撤去には、区と委託業者職員約50人、警察約240人、消防隊員が動員された。撤去過程で全公労と全教組関係者が座り込んで「強制撤去を止めろ」と抵抗し、一部衝突が起こった。鍾路区関係者は、「歩道に設置された不法テントのために通行に不便を強いられる市民の嘆願が提起されてきた。トランプ米大統領の訪韓期間と重なり、強制撤去を実施した」と明らかにした。


具特敎 kootg@donga.com