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河野外相、「元徴用工問題が日韓関係の最大の障害」

河野外相、「元徴用工問題が日韓関係の最大の障害」

Posted June. 26, 2019 08:13,   

Updated June. 26, 2019 08:13

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河野太郎外相は24日、「日韓の企業が出資して元徴用工に慰謝料を支払う」という韓国政府の元徴用工問題の解決策に対して、「日本政府は到底受け入れることはできない」とし、仲裁委員会でこの問題を解決しなければならないとの考えを示した。

日本の外交指令塔である河野氏は同日、東亜(トンア)日報の書面インタビューの返事で、「(日韓)双方が外交的な解決策を見出し、双方が知恵を絞り出そうという韓国側の認識は、事態の重要性を全く分かっていない」とし、このように強調した。

河野氏は元徴用工問題について、「日韓関係の発展を阻害する最大の障害物」とし、「問題の本質は、国際約束(1965年韓日請求権協定)から50年以上経って韓国側が一方的に覆したということ」と付け加えた。河野氏の主張は、日本政府が元徴用工賠償判決とそれに続く状況をそれだけ重く見ており、韓日関係と直結した事案と認識していることを示す。

ただ河野氏は、「外交当局間の対話は大変重要で、今後も継続する考えだ」と付け加えた。そして、「日韓関係はかなり困難だが、北朝鮮問題をはじめ協力しなければならない課題に対してはこれからも韓国と協力していく」とし、「民間および地域間交流も続けなければならない」と明らかにした。


東京=キム・ボムソク特派員 bsism@donga.com