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金与正氏、党幹部の記念写真に入らず 玄松月氏は儀典担当か

金与正氏、党幹部の記念写真に入らず 玄松月氏は儀典担当か

Posted June. 22, 2019 09:30,   

Updated June. 22, 2019 09:30

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)党宣伝煽動部第1副部長が、今年4月に続き党政治局幹部が撮った記念写真にも入らなかった。

朝鮮中央通信は21日、正恩氏と中国の習近平国家主席が党政治局幹部32人と共に党本部庁舎で撮った団体写真を公開したが、与正氏の姿はなかった。「金正恩2期権力」再編直後の4月13日に新たに構成された党政治局幹部の写真に続き、今回も外されたのだ。

しかし20日、習氏を空港で出迎えた時、与正氏は党副委員長級で構成された北朝鮮幹部のうち7番目に位置し、北朝鮮軍序列1位のキム・スギル軍総政治局長より前に並んだ。最近、金大中(キム・デジュン)元大統領の妻、李姫鎬(イ・ヒホ)さん死去後には、正恩氏名義の弔意文、弔花を伝えた。世宗(セジョン)研究所研究の鄭成長(チョン・ソンジャン)企画本部長は、「最近、政治局候補委員から委員に昇進した可能性も排除できない」と指摘した。

今回の習氏の平壌(ピョンヤン)訪問で、役割も変わった。20日、習氏を空港で出迎えた時、玄松月(ヒョン・ソンウォル)三池淵(サムジヨン)管弦楽団長兼党宣伝煽動部副部長が、黒いスカートスーツを着て、ブルートゥースのイヤホンをつけ、レッドカーペットの外でキム・チャンソン国務委員会部長と話をする姿が確認された。これまで正恩氏を補佐してきた与正氏の役割を玄松月氏が受け継いだのではないかという観測が流れている。


李知訓 easyhoon@donga.com