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スウェーデンの製薬会社が韓国に5年間7500億ウォンを投資

スウェーデンの製薬会社が韓国に5年間7500億ウォンを投資

Posted June. 17, 2019 08:38,   

Updated June. 17, 2019 08:38

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スウェーデンの世界的製薬会社・アストラゼネカが、2020年から5年間、韓国に計6億3000万ドル(約7467億ウォン)を投資する。1999年、スウェーデンのアストラと英国のゼネカが合併してできたアストラゼネカは、昨年の売上が221億ドルを記録した世界11位の製薬企業であり、心血管、胃、呼吸器疾患や痛み治療の分野の医薬品を生産する。

アストラゼネカのレイフ・ヨハンソン会長は14日(現地時間)、韓国貿易協会がスウェーデンのストックホルムで開催した「韓―スウェーデンのビジネスサミット」で、このような投資計画を明らかにし、「医療バイオ産業は韓国とスウェーデンの共通のコア産業であり、両国はデータ、モノのインターネット(IoT)、クラスタなどの分野で協力するだろう」と述べた。アストラゼネカの今回の投資は、バイオヘルス分野の革新のための研究開発(R&D)とR&Dの専門家育成、韓国での新規雇用と韓国国内患者の新薬アクセシビリティの向上のために使われると予想される。

同日行事に出席した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「両国は今回、『韓・スウェーデン間保健医療に関する覚書』を改正して、保健医療分野を巡る協力をさらに強化することにした」とし、「両国の投資と協力が続き、事業が成功するよう積極的に後押ししたい」と述べた。

金榮柱(キム・ヨンジュ)貿易協会長も、「今回の投資は、韓国政府の要請にグローバル製薬企業が応えたものだ」とし、「アストラゼネカの共同プロジェクトに韓国企業が参加できるように貿易協会も協力したい」と述べた。


金道炯 dodo@donga.com