クォン・スンヨン、２年連続で「山岳王」、ツール・ド・コリア二日目

クォン・スンヨン（２６＝ＫＳＰＯ、写真）が区間山岳王になり、★韓国選手たちの自尊心を守った。

３・１抗日独立運動と臨時政府樹立１００周年を記念して１３日、忠清南道天安市（チュンチョンアムド・チョンアンシ）の独立記念館で出発し、忠清北道丹陽（チュンチョンブクト・タンヤン）にあるテミョンリゾートにゴールインした「ツール・ド・コリア２０１９」の第２区間（１６１．６キロ）でクォン・スンヨンは山岳王に贈られる「レッド・ポルカドットジャージ」の主役になった。

この日の山岳王（KOM＝King of Mountain）地点は、忠清北道忠州市（チュンチョンブクト・チュンジュシ）のチルプ峠だった。標高５００メートルに平均勾配６・４％を３．３キロも走らなければならない難コースだった。レース序盤から先頭グループを作ったクォン・スンヨンは、激しいレースの末、一番先に山岳王地点に到着した。

クォン・スンヨンは、昨年から韓国を代表するクライマーに地位を得た。昨年開催された「ツール・ド・コリア２０１８」でも山岳王となり、韓国選手では唯一ジャージに袖を通した。キム・ソンジュ本紙客員解説委員（元大韓自転車連盟副会長）は、「韓国選手たちは外国選手に比べて山岳地形に弱い方だ。ロード大会の経験が豊富な外国選手とは違って、韓国選手たちはトラックの割合が多い。クォン・スンヨンの山岳王獲得は、だから意味がある」と話した。

慶尚北道栄州市（キョンサンブクト・ヨンジュシ）で中高校を出たクォン・スンヨンは、「栄州は今日レースが行われる忠清北道丹陽と忠州と近い。子供の時から沢山走ってみた地域で良い結果を出せて大変嬉しい」と言い、「残るレースでも最善を尽くして山岳王だけでなく、イエロージャージ（優勝）にも挑戦してみたい」と話した。クォン・スンヨンは同日、スプリント区間も２位で通過し、ボーナスを獲得し、韓国選手では最高の総合順位４位（５時間１１分１５）に入った。


李憲宰 uni@donga.com