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産業部長官「爆発した水素タンクは実験用」、水素ステーションへの不安拡大を警戒

産業部長官「爆発した水素タンクは実験用」、水素ステーションへの不安拡大を警戒

Posted May. 25, 2019 09:16,   

Updated May. 25, 2019 09:16

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江原道江陵(カンウォンド・カンルン)科学産業団地内の燃料電池工場で水素タンクが爆発し、政府の水素経済活性化政策を巡る懸念が出ている。政府は、今回の事故は安全に関する規格が適用されない研究室で起こったものだと拡大解釈を警戒した。

成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官は24日、政府ソウル庁舎で、韓国ガス安全公社の安全責任者、江陵市などと緊急ビデオ会議を開き、江原テクノパーク江陵ベンチャー工場の事故状況について点検し、安全対策について議論した。

産業部によると、今回の事故は水を電気分解して水素を作って保存した後、電気を生産する「水電解」研究開発(R&D)事業を実証する過程で起きた。産業部の関係者は、「実験の属性上、規格化されていない環境であれこれテストをすることになり、今回の事故は部外者の前でデモをする中で、例外的に起こったのだ」と語った。短期間に成果を出すために、事業を無理に推進する過程で起きた人災ではないかという指摘には、2015年から始めて3年以上進めてきた事業だと説明した。

産業部は、規制サンドボックスを通じて水素ステーションを拡大し、水素自動車の普及を増やす政策を進めている。最近、鉄道と水素ステーションとの距離を減らす規制緩和政策を出した。産業部の関係者は、「これまで水素ステーションでは事故が起きたことがなく、充電所を国際規格に基づいて安全に設置している」と説明した。


宋忠炫 balgun@donga.com