Go to contents

英ビートルズ博物館が防弾少年団を公式招待

英ビートルズ博物館が防弾少年団を公式招待

Posted May. 22, 2019 07:59,   

Updated May. 22, 2019 07:59

한국어

英国のビートルズ博物館が、防弾少年団(BTS)を公式招待した。21日、東亜(トンア)日報が確認した結果、英リバプールに位置する世界最大規模のビートルズ常設展示館「ビートルズストーリー」は、「BTSが英国訪問の際に博物館を訪れることを願う」と明らかにした。

招待状は、「親愛なるジン、シュガ、ジェイホープ、RM、ジミン、ブイ、ジョングクに」というフレーズで始まる。ビートルズストーリー側は、「最近(米CBSテレビ)の『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』ショー(以下コルベアショー)の放送を通じて、防弾少年団がビートルズの精神を世界に披露することを嬉しく見守った。1964年2月、ビートルズが『エド・サリバン・ショー』でやったように、今度は皆さんが米テレビでBTSマニアだけの瞬間を作った」と招待背景を説明した。

これに先立って防弾少年団は15日(現地時間)、コルベアショーに出演して、ビートルズの最初の米国テレビ出演のシーンを再現した。メンバーたちは、ビートルズが着ていたのと似たような黒いスーツを着て出て、自分たちの曲とビートルズの「Hey Jude」を歌った。舞台背景のドラムには、「BEATLES」と似たような字体で「BTS」というロゴを書いて置いた。

防弾少年団は来月1日、英ロンドン・ウェンブリー・スタジアムで公演する。数日間英国に滞在して広報活動に乗り出すとみられる。ビートルズストーリーのデイブ・ミルナー広報理事は、「防弾少年団が訪問すれば、VIPプライベートツアーを丁寧に提供したい。私たちには栄光である。もし良ければ、ここで公演をするのはいかがでしょうか」と提案した。博物館側は、「(コルベアショーの)放送の成功をもう一度祝い、ツアーのご健勝をお祈りする。すぐにお会いできることを希望する」と招待の文を締めくくった。

ビートルズストーリーは、ユネスコ世界文化遺産のリバプールのアルバートドックに1990年に建設された。ビートルズのメンバーが使っていた楽器や手書きの歌詞など、様々な所蔵品を展示している。年間数十万人が訪れるリバプールと英国を代表する観光名所だ。博物館のマルチメディア案内機器には、ジョン・レノンの妹ジュリア・ベアードが録音した説明が盛り込まれている。2017年から韓国語サービスも行っている。

韓国ビートルズファンクラブの会長を務めるソ・ガンソク・ビートルズストーリー韓国広報大使は、「ビートルズのメンバーたちの故郷であるリバプール市が直営する唯一のビートルズ博物館が、防弾少年団を公式招待することは異例であり、非常に象徴的な出来事だ」と語った。


イム・ヒユン記者 imi@donga.com