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カート乗用のデイリーとウッズが予選落、全米プロゴルフ選手権

カート乗用のデイリーとウッズが予選落、全米プロゴルフ選手権

Posted May. 20, 2019 07:54,   

Updated May. 20, 2019 07:54

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「悪童」ジョン・デイリー(53)と「皇帝」タイガー・ウッズ(44=いずれも米国)は101回目を迎える今季メジャー第2戦全米プロゴルフ選手権を控えて、議論のど真ん中にいた。デイリーが右膝の関節炎を理由に電動カートに乗ってプレーすることにすると、ウッズは「(2008年6月の全米オープンで)僕はは折れた足で歩いた」と批判したのだ。

ところが結果は二人とも予選落ちだった。デイリーは18日、ニューヨーク州ファーミングデールにあるベスページ州立公園のブラックコース(パー70、7459ヤード)で行われた第2ラウンドで6オーバー76を記録した。前日の5オーバーを入れて通算11オーバー151と振るわなかった。

カート乗用を巡って批判の声があがる中でもデイリーは多くのギャラリーから声援を受けた。ギャラリーたちはカートに乗っているデイリーの姿をカメラに収めようとした。2日目の最終ホールをボギーで終えたデイリーにも大きな歓声を送った。

デイリーは今年7月に開かれるもう一つのメジャー戦、全英オープン(ジ・オープン)でもカートに乗ってプレーする考えを明かした。AP通信など海外メディアによると、デイリーはジ・オープンを主催する全英ゴルフ協会(R&A)にいカート乗用の許可を要請し、返答を待っている。デイリーは、「カートが使えなければジ・オープンに参戦しない」と話した。

最有力の優勝候補に挙げられたウッズも2日目まで通算5オーバー145で予選を通過できなかった。今大会の予選カットラインは4オーバーだった。4月のマスターズを制したウッズは、不安なドライバーショットにパットまで乱れ、予選落ちする屈辱を味わった。

一方、初日と二日目にウッズと同組でプレーした「メジャーハンター」ブルックス・ケプカ(39=米)は3日目まで通算12アンダー198で2位グループを7打差で振り切り、優勝に王手をかけた。前年覇者のケプカは大会2連覇に挑む。ケプカは昨年、全米オープン2連覇を達成した。


李憲宰 uni@donga.com