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微笑む顔に浮かんだ88種の悟り、国立中央博物館が「五百羅漢」特別展

微笑む顔に浮かんだ88種の悟り、国立中央博物館が「五百羅漢」特別展

Posted May. 07, 2019 09:03,   

Updated May. 07, 2019 09:03

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漆黒のような闇の空間を通って特別展示室の内部に入ると、静かな光の下の石像が挨拶をする。ある人にとっては笑顔で、またある人にとっては苦悩に満ちた表情で観覧客に話しかけているような気分にさせられる。

先月29日に開幕したソウル龍山区(ヨンサング)にある国立中央博物館の特別展「寧越蒼嶺寺址 (ヨンウォル・チャンニョンサジ)の五百羅漢~あなたの心に似た顔」展示会場の風景だ。阿羅漢の略語である羅漢(写真)は、釈迦の弟子であり、悟りを得た仏教の聖者だ。江原寧越郡蒼嶺寺址から出た五百羅漢は、2001年、住民の通報でその存在が知られ、翌年まで行われた発掘調査で、形が完全な像64点を含めて、羅漢像と菩薩像317点を発見した。今回の展示は、昨年、国立春川(チュンチョン)博物館で行われた特別展で紹介された羅漢像88点をソウルに移送し、市民に披露する。

展示は、第1部「聖俗を行き来する羅漢の顔」と第2部「日常の中の省察の羅漢」で構成される。 第1部の会場には、レンガの床上に33の台座を立て、その上に32体の羅漢像が配置された。子供のような笑顔を浮かべる羅漢から修行者の姿を形象化した羅漢まで、それぞれの表情でそれぞれ異なる悟りが伝えられる。一つの台座には「あなたの心の中の羅漢を見てください」というフレーズとともに、空座台が残されている。好奇心で台座に顔を近付けると、自分の顔が映る。

第2部の会場は、塔のように積み上げられた700あまりのスピーカーの間に、羅漢像29体が埋もれている。現代アーティストで設置作家のキム・スンヨン氏とのコラボレーションで飾られたこの空間は、煩雑なビルの森の中で省察する羅漢を形象化した。都心の騒音と水滴と鐘の音を組み合わせたユニークな背景音が一緒に響き、不思議な雰囲気を醸し出す。

展示は6月13日まで。 2000~3000ウォン。お問い合わせは1688-0361まで。


柳原模 onemore@donga.com