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子供を虐待した政府派遣ベビーシッターの資格停止を2年に延長、政府が対策発表

子供を虐待した政府派遣ベビーシッターの資格停止を2年に延長、政府が対策発表

Posted April. 27, 2019 08:29,   

Updated April. 27, 2019 08:29

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これからベビーシッターを採用する際は、人間性・適性検査を行って不適格者をふるいにかけることになる。子供を虐待した時に課せられる資格停止期間も、6ヵ月から2年に延長される。

女性家族部(女家部)は26日、このような内容を盛り込んだ「安全な子供ケアサービスのための改善対策」を発表した。今月初め、ソウル衿川区(クムチョング)でベビーシッターが生後14ヵ月の乳児を虐待した事件を受けた取られた措置だ。女家部は、12歳未満の子供の家庭にベビーシッターを派遣して世話をするサービスを運営してきた。

改善策は、一定水準以上の人間性と資質を備えたベビーシッターを採用し、現場教育と児童虐待予防教育を増やす上、児童虐待時の処罰を強化することが柱となっている。

来月からベビーシッター選抜時は人間性・適性検査を実施する。まず、他の機関で活用してきた人間性・適性検査ツールを活用後、来年からは子供の感受性など、ベビーシッターとして備えるべき特性を考慮した別途の検査を開発する方針だ。ベビーシッターの面接時に使う「標準マニュアル」も用意される。

また、児童虐待予防教育は従来の2時間から4時間に、現場実習教育は10時間から20時間に二倍に拡大する。約100人を対象に行わた予防教育も、30人前後の少人数で構成して教育効果を増やす計画だ。

ベビーシッター統合管理システムも今年中に構築し、通勤の現状と主な活動内容、履歴などを管理することにした。各家庭は、ベビーシッターサービスの申請時は、ベビーシッターの活動履歴や様々な制裁事由情報の提供を受ける。子供の保護者は、今年中に開発される予定のアプリを通じてベビーシッターを評価して、簡単なコメントを入力できるようになる。

児童虐待処分も強化される。児童虐待の疑いの行為があれば直ちに施行された「ベビーシッターの活動停止」期間が、従来の6ヵ月から資格停止如何が決まる時までに伸びる。また、児童虐待が確認された時に下される資格停止期間も、6ヵ月から2年に伸びる。

児童虐待で罰金や実刑を受ける場合に下される資格取り消し処分は、起訴猶予や保護処分を受けたときへと拡大して、5年間ベビーシッターとして活動できなくさせる方針だ。女家部の金熹暻(キム・ヒギョン)次官は、「ケアサービスを受ける家庭に防犯カメラ(CCTV)などを設置することで獲得する効果も検討したい」と話した。


カン・ウンジ記者 kej09@donga.com