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米偵察機「コブラボール」が西海に飛来、北朝鮮東倉里を監視

米偵察機「コブラボール」が西海に飛来、北朝鮮東倉里を監視

Posted April. 17, 2019 07:57,   

Updated April. 17, 2019 07:57

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弾道ミサイルの発射兆候を探知する米空軍の偵察機RC-135S「コブラボール」が15日、西海(ソへ・黄海)上を長時間飛行し、北朝鮮に対する監視任務を行ったことが確認された。トランプ米大統領が最近、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との3回目の米朝首脳会談開催の可能性を強調したのとは別に、北朝鮮に対する警戒の手綱をさらに引き締めるという趣旨とみえる。

16日、軍消息筋によると、RC-135Sは15日午前、沖縄の嘉手納空軍基地を離陸し、西海上に飛来して約5時間飛行し、基地に戻った。先月復旧が完了した平安北道(ピョンアンプクト)の東倉里(トンチャンリ)発射場などミサイル関連施設の動向把握が主目的だった。これに先立ち先月末、東倉里発射場と山陰洞(サンウムドン)ミサイル研究団地で挑発の兆候が捉えられると、米空軍はRC-135Sをネブラスカ州のオファット空軍基地から嘉手納基地に前進配備した。米空軍が3機保有するRC-135Sは、赤外線センサーと高性能光学・電子機器、録画・通信装備で数百キロ離れた所からミサイル発射の兆候と地上の監視任務を遂行する。


尹相虎 ysh1005@donga.com