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孫興民、「僕も人種差別を経験した」と胸中を激白

孫興民、「僕も人種差別を経験した」と胸中を激白

Posted April. 10, 2019 07:37,   

Updated April. 10, 2019 07:37

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「僕も人種差別を経験した。選手たちがどこから来たのかは重要なことではない。人種差別には一緒に戦うべきだ」

韓国サッカーのエース、孫興民(ソン・フンミン=27、トッテナム・ホットスパー)が人種差別に声を荒げた。孫興民はトッテナム対マンチェスター・シティの欧州チャンピオンズリーグ戦を控えて9日に行われた記者会見で、人種差別について質問されると「それについては、無対応が最善」としながらも、「我々は人間としてサッカーをしなければならない。人種差別から自らを守らなければならない」と話した。

こういう類の質問が出たのは、最近トッテナムのDFダニー・ローズ(29)が人種差別の被害を訴えたのが近因だった。先月、イングランド代表に選ばれ、モンテネグロとのユーロ2020に出場したローズは、モンテネグロのホーム観客から酷い人種差別的な暴言を浴びた。観客はローズだけでなくデレ・アリ(トッテナム)、ラーヒム・スターリング(マンC)ら国人選手にヤジを飛ばした。ローズは5日、英国メディアとのインタビューで、「人種差別行為をしても罰金が全て。近くサッカーを辞めたい気持ちまでした」と話した。孫興民は「これについてローズと話したことはない。だが、彼が頼んでくれば自分も助けたい」と話した。


李承鍵 why@donga.com