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「子どもを誘拐」フェイクニュース、攻撃受ける仏ジプシー

「子どもを誘拐」フェイクニュース、攻撃受ける仏ジプシー

Posted March. 29, 2019 09:00,   

Updated March. 29, 2019 09:00

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「フランス・パリの郊外で白いバンが若い女性と子どもを誘拐する」

「ジプシー」で有名な少数民族が子どもを誘拐するというフェイクニュースが拡散し、彼らを狙った暴力が相次いでいると、AFP通信が27日付で報じた。「ロマ」とも呼ばれるジプシー2人は16日、白いバンに乗ってパリ近郊のコロンブ地域を通過していた時、20人余りの若者に理由もなく攻撃された。25日には50人余りのフランス人が棒と刃物で武装し、白いバンを燃やした。

フランス警察は26日、「白いバンが若い女性や子どもを誘拐するといううわさがソーシャルメディアを通じて拡散した。このため、ジプシー2人が不当にも攻撃を受けた。誘拐は事実無根であり、フェイクニュースを拡散させてはならない」と警告した。ある市民団体は、このフェイクニュースがフェイスブックやスナップチャットで始まったと見ている。警察は、ソーシャルメディアで虚偽事実を拡散させた場合、最大13万5千ユーロ(約1億7千万ウォン)の罰金刑を受けると警告した。仏政府のバンジャマン・グリボー報道官も、「絶対容認できない攻撃」とし、「今回の暴力事態はフェイクニュースと戦わなければならない理由を示した」と強調した。

ジプシーは、インド北西部で生まれ、ルーマニアやブルガリアなど東欧州を経て欧州各地に定着したとされるが、正確な起源や由来については説が錯綜する。欧州だけで約1千万人いて、一定の居住地がなく流浪劇団などで放浪生活をし、以前から弾圧と排斥を受けてきた。一部の国家はジプシーを都心のスラム化の主犯と見なし、国外に締め出そうとしている。


崔智善 aurinko@donga.com