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第100回全国体育大会のマラソン、東亜マラソンのコースを走る

第100回全国体育大会のマラソン、東亜マラソンのコースを走る

Posted March. 13, 2019 08:05,   

Updated March. 13, 2019 08:05

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第90回東亜(トンア)マラソンと第100回全国大会が同じコースを走る。

10月にソウルで開催される第100回全国体育大会のマラソンが今月17日に開催される2019ソウル国際マラソン兼第90回東亜マラソンのコースをそのまま使う。大韓陸上連盟は、「ソウル市やソウル市体育会との議論を経て、最近このように決定した。国際的に公認された「ゴールドラベル」コースであるため、別途の公認プロセスを必要としない」と話した。

全国体育大会は毎年開かれるが、今年は特別だ。1920年にソウルで初めて開催されて以来、100回目を迎えるからだ。全国体育大会は朝鮮体育会(大韓体育会の前身)が強制的に解散させられた期間(1937~1944)と韓国戦争が起きた1950年を除けば、毎年開催される最高権威の国内総合大会だった。1986年以来33年ぶりに大会を開催するソウル市は、朴元淳(パク・ウォンスン)市長を委員長とする歴代最大規模の組織委員会を設置し大会の準備を進めている。昨年12月8日にはソウル広場と周辺で「開幕まで、あと300日」イベントを盛大に催し、「カウントダウン時計塔」の序幕式も行った。

ソウル国際マラソン兼東亜マラソンは国際陸上競技連盟(IAAF)が認めた国内唯一のゴールドラベル大会だ。現在、国内大会でラベルを取得したのはソウル国際マラソンとシルバーラベルの大邱(テグ)国際マラソンの2大会だけだ。IAAFは選手の記録や参加者数、スポンサーの支援、中継の規模、ドーピングシステムなど詳細わたって審査をして格付けをしている。ソウル国際マラソンは2010年に初めて獲得して以来、10年連続でゴールドラベルを維持している。最初に獲得したときは、世界5大マラソン(ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロンドン、ベルリン)を入れて14大会だけだったゴールドラベルは昨年は56大会に増えた。これを受けてIAAFは、来年から「プラチナムラベル」を新設することにした。ソウル国際マラソン組織委員会は東亜日報創設100周年になる来年大会をプラチナムラベルとして開催できるよう準備を進めている。

1931年に始まり、2000年からソウル国際マラソンに変身した東亜マラソンのソウルコースは、開催時期によって多少の調整が行われたが、光化門(クァンファムン)をスタートして蚕室(チャムシル)総合運動場にゴールするという大枠は維持してきた。国内で唯一ソウル都心を走れる大会で、コースの高低差が少なく好タイムが出ることも魅力の一つだ。同コースでオ・ジュファン(青陽郡庁)は2016年に2時間5分13秒で国内開催大会では最高記録を、2006年は周椿秀(中国)が2時間19分51秒で国内大会女子部の最高記録を打ち立てた。昨年はキム・ドヨン(SH公社)が2時間25分41秒で21年間破られなかった韓国記録を破ったのもこのコースだった。マスターズランナーたちにも好タイムが出る「春の東亜マラソン」は、参加すべき大会として高い知名度を誇る。

ソウル国際マラソンが開かれる17日、光化門には「第100回全国体育大会広報大使」李鳳柱(イ・ボンジュ)氏が参加し、ソウル市民と大会参加者を励ます。ソウル国際マラソン組織委員会は光化門広場、オリンピック公園(10キロ出発地点)、蚕室総合運動場に全国体育大会の公式マスコットを配置し、横断幕をかけるなど大会の宣伝に協力する予定だ。


李承鍵 why@donga.com