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17歳のヨ・ソジョン、韓国体操史初めてW杯跳馬で金メダル

17歳のヨ・ソジョン、韓国体操史初めてW杯跳馬で金メダル

Posted February. 25, 2019 07:45,   

Updated February. 25, 2019 07:45

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「跳馬の妖精」ヨ・ソジョン(17=京畿体育高、写真)が自身の今年初となる国際大会で金メダルを獲得した。

ヨ・ソジョンは23日、豪州メルボルンで開かれた国際体操連盟(FIG)種目別のワールドカップ(W杯)女子跳馬決勝で1回目と2回目の平均14.266点をマークして1位になった。大韓体操協会によると、韓国女子体操選手がW杯シリーズで金メダルを獲得したのは初めてだ。

予選で平均14.400点で1位となり決勝に進出したヨ・ソジョンは、1回目で難度5.8点、2回目で難度5.4点の技術を試みた。実施点は両技術ともに8.666点だった。ヨ・ソジョンはウズベキスタンのベテラン選手、オクサナ・チュソビチナ(44=平均14.200点)を0.066点差で引き離した。

前日に足首に痛みを覚え、平均台と床運動の予選を棄権したヨ・ソジョンだが、主力種目で優勝を果たし、今季最初の大会から快調な滑り出しを見せた。韓国体操の伝説、ヨ・ホンチョル(48)の娘であるヨ・ソジョンは、来年の東京五輪でのメダル獲得を目標に据えている。ヨ・ソジョンは、今シーズンにコンスタントに国際大会に参加し、高難度技の完成度を上げることを心掛けている。大韓体操協会の関係者は、「ヨ・ソジョンは5.8点もしくは6.0点が予想される独自の技『ヨソジョン』(2回ひねり宙返り)を開発中だ。この技術を身に着ければ、五輪メダルも十分可能だ」と話した。


鄭允喆 trigger@donga.com