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米国防総省、「北朝鮮、ミサイルで人工衛星攻撃可能」

米国防総省、「北朝鮮、ミサイルで人工衛星攻撃可能」

Posted February. 15, 2019 09:33,   

Updated February. 15, 2019 09:33

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核開発と共にかなりのレベルの弾道ミサイル技術を保有する北朝鮮は、宇宙に浮かぶ人工衛星を攻撃する能力を備えていると、「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)が13日、国防総省傘下の国防情報局(DIA)の報告書を引用して報じた。

DIAが公開した報告書「宇宙安全保障に対する挑戦」によると、北朝鮮はロシア、中国、イランと共に宇宙の安全保障を脅かす「潜在的脅威国家」に分類された。北朝鮮は、軌道の進入が可能な弾道ミサイルと宇宙発射体を保有している。理論上では、宇宙で紛争が発生すれば、ミサイルで衛星を狙うことができるということだ。

報告書は、北朝鮮が偵察や通信のような宇宙基盤サービスを軍と民間の力の向上に利用していると分析した。それにより電子戦能力を維持し、ミサイルと進歩した衛星発射体で軌道衛星も狙うことができる。

報告書はまた、「北朝鮮は、全地球測位システム(GPS)や衛星交信の撹乱などを含む非活動方式の対抗能力を実行してきた」と強調した。

そして、「過去、北朝鮮が宇宙への情熱を理由に2つの衛星を軌道に進入させたと主張したが、北朝鮮の(衛星)計画は、宇宙の平和的利用を装って弾道ミサイルに使われる技術をテストしたもの」と指摘した。衛星発射を装って長距離多段階弾道ミサイルの技術を発展させたということだ。


鄭美京 mickey@donga.com