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最大注目のFAブライス・ハーパー、ドジャースに興味示す

最大注目のFAブライス・ハーパー、ドジャースに興味示す

Posted December. 26, 2018 07:36,   

Updated December. 26, 2018 07:36

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メジャーリーグの自由契約選手(FA)で最も大きな注目を集めている外野手ブライス・ハーパー(26=ワシントン・ナショナルズ、写真)がロサンゼルス・ドジャースに関心を示した。

ハーパーは25日、「mlb.com」がソーシャルメディア(SNS)に掲載した「ドジャースがブライス・ハーパーを獲得する最有力チームか」という見出しの投稿に「いいね」を押した。同日、ヤフースポーツは、これについて「ハーパーがドジャースでプレーしたい意向を明確にした」と解釈した。

ドジャースは22日、シンシナティ・レッズとのトレードを通じて外野手のヤシエル・プイグとマット・ケンプを手放した。高額年俸の2人を放出して空いたポジションにハーパーを獲得して起用することも可能だろうとの見方が出ている。23日、スポーツのオンラインブックメーカー「オッズシャーク」は、どのチームがハーパーを獲得するかを予測したが、ドジャースに最も低い配当率を策定した。一般的に配当率が低いほど当たる確率が高いことを意味する。

ハーパーは高い身体能力を生かした長打力が持ち味だ。2010年にメジャーリーグの新人ドラフトで1巡目(全体1位)でワシントンのユニフォームを着たハーパーは、当時歴代新人野手では最高額の契約金である990万ドル(約110億ウォン)で契約した。その後7シーズンの間、メジャーリーグのオールスターに6回選出されるなど「天才打者」としてキャリアを積んできた。ハーパーは先月、ワシントンがオファーした10年3億ドル(約3380億ウォン)規模のFAを断り、超大型契約を予告した。これまで総額3億ドル以上の契約を結んだのはマイアミ・マリーンズのジャンカルロ・スタントン(13年3億2500万ドル)だけだ。ハーパーの代理人、スコット・ボラスは「メジャー初の総額4億ドル(約4500億ウォン)」を目標に交渉に臨んでいる。

ドジャースとしては超巨額が予想されるハーパーの年俸がネックになっている。ドジャースは2022年までぜいたく税の上限を守る方針だ。現在、ドジャース所属の選手を基準に、2019年に予想される年防総額は1億8600万ドル(約2094億ウォン)で、2019年のぜいたく税上限(2億600万ドル)を下回る。もし3000万ドル以上になるとみられるハーパーの年俸が追加されれば、ぜいたく税上限を超えることになる。

2014年にアンドリュー・フリードマン氏が野球部門運営担当社長に就任してからは1億ドルを超える大型契約がなかったことも目立つ。最近ドジャースが結んだ最も大きな契約は、クレイトン・カーショーの3年9300万ドル(約1047億ウォン)だった。さらに、左打ち打者が溢れる今のドジャース打線を考えると、もう一人の左打ち打者であるハーパーの獲得を躊躇う可能性もある、との見方もある。USAトゥデーは24日、「ドジャースは、ハーパーを獲得する可能性を排除していない。だが、左打ち打者が多いため、右打ち打者を必要としている」とし、「(ドジャースは)移籍市場で捕手と二塁手を探している」と報じた。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com