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孫興民、リーグ杯準々決勝で今季6点目

Posted December. 21, 2018 07:26,   

Updated December. 21, 2018 07:26

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アジアカップでの活躍に期待を高める豪快なゴールだった。

韓国サッカーのエース、孫興民(ソン・フンミン=26、トッテナム・ホットスパー)が英国ロンドンのエミレーツスタジアムで行われた地域のライバル、アーセナルとの2018~2019イングランド・カラバオカップ(リーグカップ)準々決勝で先制ゴールを決めた。

孫興民は前半20分、相手の守備ラインを崩す同僚デレ・アリ(22)の絶妙なパスを受けて、GKと1対1になった場面で冷静に左足でゴールネットを割った。シーズン6得点目。2015~2016シーズン以来、トッテナム・ホットスパー所属で孫興民がアーセナルを相手に得点を挙げたのは初めて。ノースロンドンを拠点とする両チームの対戦は、ノースロンドン・ダービーと呼ばれるほどファンの関心が高い。実際、この日1ゴール1アシストと大活躍したアリは、観客が投げつけたペットボトルが頭に当たる場面もあった。

アーセナルのサポーターたちは今月3日、イングランド・プレミアリーグ(EPL)の第14節で、孫興民がPKを得る際、大袈裟なジェスチャーをしたとして、いわゆる「ダイブ」行為と批判する声があがった。この試合でアーセナル・サポーターから揶揄された孫興民は、自ら実力を証明するかのように得点を挙げ、相手サポーターを黙らせた。

孫興民は「先日のアーセナル戦(2-4の敗北)では失望したが、今日は願っていた結果を得たのでハッピーだ。ファンと仲間たちがいる中で得点を挙げることができて、スペシャルで幸せだ」と話した。この日トッテナムは後半14分に途中出場したアリの追加点で2-0で勝利した。トッテナムはホーム・アンド・アウェー方式で行われる準決勝でチェルシーと対戦する。チェルシーは準々決勝でAFCボーンマスに1-0で勝った。

一方、年明けに開催されるアジア杯に出場する韓国代表メンバーに選出された孫興民は、グループリーグC組の第3戦中国戦から合流する。


姜泓求 windup@donga.com