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ペンス米副大統領、「北朝鮮、より多くの重要な措置を取らなければ」

ペンス米副大統領、「北朝鮮、より多くの重要な措置を取らなければ」

Posted November. 16, 2018 08:20,   

Updated November. 16, 2018 08:20

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ペンス米副大統領は15日、「北朝鮮が今後より多くの重要な措置を取らなければならない」と述べた。米国の相応の措置のためには、北朝鮮が核施設査察の要求に前向きに臨まなければならないということを強調したのだ。

ペンス氏は同日、シンガポールで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で文在寅(ムン・ジェイン)大統領に会い、「これまでの米政権では、約束をして制裁を解除し、経済支援を行うと約束が破られるという失敗が何十年も続けられてきた。われわれはもう、過ちを繰り返すつもりはない」と述べた。また、「最終的には完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)を成し遂げなければならないので、努力を続ける。多くの発展があったが、今後すべきことは多く残っている」と強調した。文氏はこの席では、北朝鮮の非核化措置を誘導するための制裁緩和の必要性については言及しなかった。

 

ペンス氏は34分間の会談で文氏に、「北朝鮮側ともう少し緊密に意思疎通し、対話してほしい」と求めた。米国は、2度目の米朝首脳会談を控え、豊渓里(プンゲリ)核実験場だけでなく寧辺(ヨンビョン)核施設に対しても査察を求めている。

ペンス氏は、「トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の会談は来年1月1日以降になるだろう」とし、「最終的には韓半島の安全や平和を保障する方向で進めていくつもりだ」と強調した。

文氏は、「近く正恩氏の訪韓と米朝首脳会談を目前にしている」とし、「特に米朝首脳会談が実現すれば、韓半島の完全な非核化と平和プロセスに大きな進展があると期待する」と述べた。


韓相準 alwaysj@donga.com