メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(46)は、ボストン・レッドソックスとの今季ワールドシリーズ(WS)で一生分の批判を受けた。投手交代が悉く失敗に終わったからだ。ナショナルリーグを制したドジャースは、まともに力も発揮できず1勝4敗でWSトロフィーをボストンに献上した。
世論の批判とは裏腹に球団首脳部の評価は高かった。米国のメディアは7日、ドジャースがロバーツ監督と4年の契約延長い合意したと報じた。
ロバーツ監督は2015年末にドジャースと「3+1年」の契約を結んだ。今年で保証された3年契約が終了し、来年は球団のオプション行使だけが残っていた。ドジャースは、オプション行使の代わりに、4年の契約延長というプレゼントを与えた。年俸も、今年の100万ドル前後から3倍ほど値上がりした300万ドルになるという。
ロバーツ監督はレギュラーシーズンでは好成績を残した。2016年から今年までの3年間、287勝200敗を記録した。就任後3年連続でポストシーズンに進出した球団史上初の監督になった。トミー・ラソーダ―40年ぶりにチームを2年連続でWSに導いた。ロバーツ監督が挙げた勝率(0.589)はチャーリー・ドレッセン元監督(1951~1953年)が挙げた勝率0.642に次ぐ記録だ。
一方、ファーハン・ザイディGM(42)はライバルのサンフランシスコ・ジャイアンツの編成本部長に就任した。
李憲宰 uni@donga.com