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トランプ氏が「ゲーム・オブ・スローンズ」パロディー画像でイラン制裁予告、反トランプ陣営もパロディー画像で揶揄

トランプ氏が「ゲーム・オブ・スローンズ」パロディー画像でイラン制裁予告、反トランプ陣営もパロディー画像で揶揄

Posted November. 05, 2018 08:15,   

Updated November. 05, 2018 08:15

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「制裁来る(sanctions are coming)。11月5日」

トランプ米国大統領は2日(現地時間)、決然とした表情をした自身写った写真をバックに、米国の対イランの経済制裁第2弾の発動(5日予定)が差し迫ったことを知らせるポスターをツイッターに投稿した。これに対して米国のメディアは4日、「この予告ポスターの雰囲気や謳い文句がHBOの人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の第1話のエピソード『冬来たる(winter is coming)』を真似たものだ」と報じた。英文字「O」の真ん中に縦の線が入る字体も、ドラマそっくりだという。

このパロディーは、ツイッターだけで20万の「良いね」がつくなど、話題を呼ぶには成功したが、同作を批判する似たようなパロディーも殺到した。3日、イラン軍部の最高指導者、カセム・ソレイマニ革命防衛隊司令官は、自身のインスタグラムに「私があなたに立ち向かう」と書かれたポスターをアップした。ソレイマニ氏は「来たまえ、我々は待っているんだ」とも書き込んだ。米国内の反トランプ陣営では、トランプ氏に狙いを定めて「ロシアスキャンダル」を捜査しているロバート・モラー特別検察官の写真とドラマのイメージを合成し「モラ―来たる」というポスターを投稿している。また、投票で審判することを呼びかける「中間選挙来たる。11月6日」というパロディーも人気を博している。

「ゲーム・オブ・スローンズ」の制作会社であるHBOは3日、声明を発表し「我々のトレードマークが政治目的で誤って使われるないよう望む」との立場を表明した。米CNBCによると、HBOは商標権訴訟などを起こす予定はないそうだが、トランプ氏を狙ったかのようにツイッターには「商標権の誤使用をドスラク語で何ていうんだっけ?」と揶揄した。ドラスクはゲーム・オブ・スローンズに登場する好戦的な遊牧民族のこと。


丘佳仁 comedy9@donga.com