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米、中国政府幹部を「産業スパイ」容疑で起訴

米、中国政府幹部を「産業スパイ」容疑で起訴

Posted October. 12, 2018 08:32,   

Updated October. 12, 2018 08:32

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米国の航空宇宙産業の機密情報を盗み取ろうとしたとして、中国政府の産業スパイが米国で起訴された。米政府は今回の事件をめぐって、「米国を犠牲にして自国を発展させるという中国の経済政策の一環」と強く非難しており、貿易戦争による米中の対立が産業・安保にまで拡大する様相だ。米連邦捜査局(FBI)は、米国の経済・産業の分野でスパイ行為をしたとして、中国政府の産業スパイが米国に身柄を引き渡され、裁判を受けるのは初めてだと明らかにした。

 

11日、ロイターなどによると、中国の国家安全省(韓国の国家情報院に相当)の幹部のシュー・イェンジュン被告が10日、米検察によって起訴された。「チュイ・フイ」、「チャン・フイ」という仮名を持つ被告は、国家安全省の江蘇省支部第6弁公室で海外情報の収集と防諜を担う幹部だという。

被告は、スパイ行為、産業機密の窃盗、陰謀および企図などの容疑で起訴され、11日、米オハイオ州シンシナティ連邦裁判所で一審の裁判を受けた。今年4月に被告が、米国の航空機エンジン製造企業GEアビエーションのエンジンのデザインと材料に関する情報を手に入れるためにGE職員とベルギーで会う約束をしたことが、米捜査当局に捉えられた。被告は米国の裁判所の令状によってベルギー当局が逮捕した。

被告は2013年12月から今年4月に逮捕されるまで、GEアビエーションなど米国の航空・宇宙関連企業の専門家に中国の大学での講演を口実に近づき、先端技術の機密情報を盗もうとした疑いを受けている。被告は、江蘇省科学技術増進協会関係者と身分を偽り、米企業の専門家を中国に招待して、旅費や給与を負担した。

GEは、ボーイングやエアバスなど世界的な飛行機メーカーにエンジンを供給するだけでなく、商業飛行機や軍事用ヘリコプターなどに使われる次世代エンジンを開発している。米司法当局は先月26日、チ・チャオチュィンという中国人エンジニアを航空産業機密窃盗企図の容疑で起訴している。

FBIのビル・プリースタップ副局長は、「中国政府が米国への産業スパイを直接監督していることが明らかになった」と述べた。デマーズ司法次官補は、「今回の事件は単独の犯罪ではない。米国を犠牲にして自国を発展させるという中国の経済政策の一環だ」とし、「わが国の原動力や頭脳の生み出した成果をかすめ取ろうとする国を許すことはできない」と述べた。ペンス副大統領は最近、講演で、「中国が米国の技術の窃盗の黒幕だ」とし、「中国が米国の知識財産の窃盗を完全に終了するまで行動を続ける」と警告した。


尹完準 zeitung@donga.com