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板門店JSAと鉄原DMZでの地雷除去、1日から突入

板門店JSAと鉄原DMZでの地雷除去、1日から突入

Posted October. 01, 2018 08:45,   

Updated October. 01, 2018 08:45

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韓国と北朝鮮が合意した板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)の非武装化および非武装地帯(DMZ)内の南北共同遺骨発掘を実施するための事前措置である地雷除去作業が1日、始まる。

南北と、JSAが含まれるDMZを管轄する国連軍司令部(UN司令部)は1日から20日間、JSA内の地雷除去作業に入る。JSA内の韓国側地域は韓国軍兵力が、北朝鮮側地域は北朝鮮軍が投入され、地雷を除去する。韓国側は、地雷除去の方法および除去地域に関してUN司令部と事前協議を行った。

JSA内の韓国側地域は、韓国軍および国連司令部の兵力、観光客などがしばしば往来した地域なので、埋設された地雷が多くはないとみえる。ただし、人の往来がなかったJSA内の茂みや湿地の一部に豪雨などで北朝鮮側から流れきた流失地雷がある可能性がある。軍関係者は30日、「軍が計画して埋設した地雷はすぐ探すことができるが、北朝鮮側の流失地雷はどこにどれだけあるのか分からず、多少時間がかかるだろう」と話した。南北は平壌(ピョンヤン)首脳会談で採択した軍事分野の合意書で、地雷除去作業を終えた後、5日以内にJSA内の双方の警戒所と火力装備を撤去するなどJSA非武装化措置を本格的に展開することを決めた。

初めて南北共同遺骨発掘作業が実施される江原道鉄原(カンウォンド・チョルウォン)のDMZ内の「ファサルモリ高地」一帯の地雷除去作業も同日に始まる。南北は1日4時間作業をし、11月末までに除去する方針だ。地雷除去作業を終えた後は、遺骨発掘兵力の移動のための道路開設作業を行い、軍事境界線(MDL)で南北それぞれが開設した道路を連結する計画だ。


孫孝珠 hjson@donga.com