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韓国初の左利きペア、バドミントン混合ダブルスのソ・スンジェ-チェ・ユジョン組が準決勝進出

韓国初の左利きペア、バドミントン混合ダブルスのソ・スンジェ-チェ・ユジョン組が準決勝進出

Posted September. 29, 2018 08:34,   

Updated September. 29, 2018 08:34

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韓国バドミントン・混合ダブルスの新しいホープとして期待が集まるソ・スンジェ(21=円光大)とチェ・ユジョン(23=三星電機)は「コートの異種」と呼ばれる。二人とも左利きだからだ。

バドミントンやテニスなどでダブルスのパートナーは全選手の80~90%を占める右利き同士で組まれるのが一般的だ。右利きと左利きの組み合わせは弱点を補うことができ、理想的な相性とされる。だが、左利き選手が少ないため、そういった組み合わせは容易でない。現在、バドミントン韓国代表選手40人のうち左利きは5人に過ぎない。

今年5月に初めて息を合わせた世界ランキング66位のソ・スンジェとチェ・ユジョンは28日、ソウルSKハンドボール競技場で行われたビクター・コリアオープンの混合ダブルス準々決勝で世界ランキング10位の日本の渡辺勇大と東野有紗ペアを39分で2-0(21-16、21-16)で下して準決勝進出を決め、銅メダルを確保した。

カン・ギョンジン代表監督は、「冒険に近い試みだったが、闘争心の高いチェ・ユジョンが後輩のソ・スンジェをうまくリードしている」と話した。大韓バドミントン協会のキム・ジュンス副会長は、「左利き同士でペアを組むのは韓国では初めてだ。相手選手がプレー中に瞬間的に勘違いをしてミスを犯す場面も多い」と語った。

ソ・スンジェは高校時代に代表に選ばれた期待株だ。チェ・ユジョンはバドミントン代表として活躍した母キム・ボクソン氏から試合感覚を受け継いだ。チェ・ユジョンは「同じ左利きなので、私がどっちに誘導すればスンジェが打ちやすいのか良く分かるところが強みだ」と話した。


金鍾錫 kjs0123@donga.com