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防弾少年団、国連総会で演説へ

Posted September. 20, 2018 08:32,   

Updated September. 20, 2018 08:32

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世界的に人気を集めているK-POPグループ・防弾少年団(BTS)が今月末、第73回国連総会が開かれる米ニューヨークで国連の舞台にデビューする。文在寅(ムン・ジェイン)大統領とドナルド・トランプ米大統領など世界各国の首脳が出席する国連総会期間中に招待されるほど、BTSの人気とK-POP歌手の存在感が高まっている。

19日、複数の国連消息筋によると、防弾少年団は24日午後12時(現地時間)、ニューヨーク国連本部の信託統治理事会の会議場で開催されるユニセフの新しい青年アジェンダ「ジェネレーションアンリミテッド(Generation unlimited)」のパートナーシップ発表行事に出席する。防弾少年団は同日、聴衆の前で3分間スピーチもする予定だ。

「ジェネレーションアンリミテッド」は、10~24歳の青少年と青年を対象にした投資と、彼らの機会を拡大するために用意された国連の新しいグローバル・パートナーシッププログラムだ。国連総会一般討論の開幕前日に開かれる同日の行事には、アントニオ・グテーレス国連事務総長とヘンリエッタ・フォア・ユニセフ総裁などのトップクラスの関係者10人と、文大統領の妻、金正淑(キム・ジョンスク)夫人などファーストレディ3人が出席する。

国連の外交街では、各国首脳らが出席する国連総会期間にK-POP歌手が招待されたのは異例のことだという反応が出ている。2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の広報大使だった「フィギュア女王」金妍兒(キム・ヨンア)が、昨年11月に国連本部で平昌オリンピックの成功開催のために3分間のスピーチをしたが、当時は各国首脳が出席する国連総会の一般討論期間ではなかった。

防弾少年団は、韓国歌手では初めて3回目のレギュラーアルバム(Love Yourself:轉」Tear」)がビルボードアルバムチャート「ビルボード200」でトップにつき、世界的グループに跳躍した。特に国連傘下のユニセフ韓国委員会と一緒に社会変化キャンペーン「ラブマイセルフ」を手がけながら、K-POP歌手の中では初めてユニセフの児童や青少年の暴力根絶キャンペーン「エンドバイオレンス」を後援して国連から注目を集めた。防弾少年団は2年間、「ラブ・ユア・セルフ」シリーズアルバムのアルバム販売収益の一部、キャンペーン公認記念品の販売収益、一般人の後援金などを寄付することにした。昨年11月に5億ウォンをユニセフに寄付した。世界の防弾少年団のファンが一緒に参加して、現在11億5000万ウォンの後援金が集まっている。

5日、ロサンゼルスを皮切りに「ラブマイセルフ」の米ツアーを開始した防弾少年団は、国連総会会議への出席後、来月6日、米プロ野球ニューヨーク・メッツの本拠シティフィールドスタジアムで韓国歌手としては初めてコンサートを行う。


朴湧 parky@donga.com