「小さな図書館」を後援してきた国民銀行が読書文化賞大統領表彰を受賞

「小さな図書館運動」を支援する国民（クンミン）銀行が、読書文化賞大統領表彰を受賞した。

文化体育観光部（文体部）は８月３１日、慶尚南道金海市（キョンサンナムド・キムヘシ）の金海文化の殿堂・エドゥルムマダンで開かれた「第２４回読書文化賞」の授賞式で、国民銀行に大統領表彰を授与した。国民銀行は、社団法人「小さな図書館を作る人々」と一緒に、文化的に疎外された地域を対象に「本を読むバス」を支援し、全国各地に「小さな図書館」を造成するなど、読書文化の定着に寄与した功労が認められた。

「小さな図書館…」の代表を務めるキム・スヨン牧師（７０）は、「２００８年から国民銀行は善意をもって、小さな図書館の設立を継続的に後援してきた功労が大きい」と伝えた。東亜（トンア）日報はこれまで「小さな図書館に翼を」シリーズを通じて、この事業を継続的に報道してきた。

一方、国務総理表彰はシン・フンジョン・パルパン小さな図書館館長とイ・ギョンジュ西帰浦（ソギポ）市民の読書委員会委員長、チョン・グンホ釜山（プサン）銀行副部長が受賞した。文体部が主催し、金海市、韓国出版文化産業振興院が主管する今回の授賞式は、同日から９月２日まで行われる「２０１８大韓民国読書大典」の開幕式で開かれた。今年の読書文化賞受賞者は、大統領表彰（１人）、国務総理表彰（３人）、文体部長官表彰（２５人）の計２９人だ。


申圭鎭 newjin@donga.com