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「平壌まで196キロ」 ソウル20カ所に世界都市のマイルストーン

「平壌まで196キロ」 ソウル20カ所に世界都市のマイルストーン

Posted August. 24, 2018 09:35,   

Updated August. 24, 2018 09:35

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ソウルから世界の主要都市と平壌(ピョンヤン)までの距離を示すマイルストーンが、ソウル市の観光名所に設置される。海外の複数の都市で、世界都市のマイルストーンが話題を集めたことがあり、ソウルでも都市のシンボルになると期待される。

ソウル市は23日、世界15の主要都市に向かう方向と距離を表記した青色柱のマイルストーンをソウル広場、江南(カンナム)駅、明洞(ミョンドン)など、外国人が多く訪れるソウル市内の観光地20カ所に設置すると発表した。現在13カ所に設置されており、今月中に残りの7カ所に設置を完了する予定だ。

マイルストーンに書かれた都市の中で最も目立つのは平壌である。平壌のハングル・英語名と一緒に196キロという距離が表示された。マイルストーンに書かれた都市の中ではソウルから最も近い。ソウル市側は、「最近南北交流が活発化する状況の中、平壌が物理的な距離と同じくらい心理的距離が近づいていることを反映した」と説明した。

残りの14都市はソウルの姉妹都市であるか、友好都市である。東京、北京、シドニー、ワシントン、サンパウロ、ロンドン、パリ、モスクワ、カイロの9カ所と平壌がマイルストーンに表示される。 10都市を除いた残りの5つの都市は、設置される地域の特性に合わせて、少しずつ違ってくる。ソウル市の関係者は、「歩行者の目に触れざるを得ない世界都市のマイルストーンが、ソウル市が目指す『歩く都市、ソウル』を知らせることに貢献することを期待する」と語った。


韓友信 hanwshin@donga.com