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文政権、国防白書かr「北朝鮮軍は我々の敵」削除推進

文政権、国防白書かr「北朝鮮軍は我々の敵」削除推進

Posted August. 23, 2018 09:53,   

Updated August. 23, 2018 09:53

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国防部が、12月に発刊予定の「2018年版国防白書」から北朝鮮軍を「敵」と規定する表現を削除する方向で検討しており、論議が起きている。北朝鮮の非核化に実質的な進展がない状況で、来月に平壌(ピョンヤン)で開かれる南北首脳会談を意識した過度な融和措置ではないかという批判が出ている。国防白書は2年ごとに刊行される。今回の白書は、文在寅(ムン・ジェイン)政権の初の国防白書だ。

軍消息筋は22日、「国防白書に指摘された『北朝鮮政権と北朝鮮軍は我々の敵』という文言の削除を前向きに検討中」と明らかにした。敵という表現を「軍事的脅威」などの表現に変える案が有力だという。別の関係者も、「対外的に刊行する政府の公式白書に北朝鮮軍を敵と規定したまま、4月の板門店(パンムンジョム)宣言で明示された敵対行為解消措置を北朝鮮軍と協議するというのは矛盾だ」と発言し、「敵」表現の削除の可能性を示唆した。北朝鮮が核実験とミサイル発射を中止し、韓国、米国との非核化協議に乗り出しているという点も「敵」表現の削除を検討する背景になったという。

現白書「2016年版国防白書」では、北朝鮮の核やミサイルなど大量破壊兵器、サイバー攻撃、テロの脅威を主要な安保脅威と位置づけ、「このような脅威が続く限り、その実行主体である北朝鮮政権と北朝鮮軍は我々の敵」と表記されている。この表現は、北朝鮮による延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件が起きた10年の国防白書から含まれた。国防部は、1994年の第8回南北実務接触で朴英洙(パク・ヨンス)北朝鮮側代表が、「ソウル火の海」と発言したことを受け、95年の国防白書から「北朝鮮軍は主敵」と指摘した。その後、00年の南北首脳会談を機に「主敵」表現が争点化すると、04年と08年の国防白書では「直接的な軍事脅威」、「深刻な脅威」などに表現が変わった。


ユン・サンホ軍事専門記者 ソン・ヒョジュ記者 hjson@donga.comysh1005@donga.com